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[2013年2月21日:公表]

ウオーターサーバーの温水コックが外れて子どもがやけど

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

 自宅で使用していたウオーターサーバーで、締め付けが緩い状態の温水コックに乳幼児が触れてしまい、本体からコックが外れ、噴き出したお湯でやけどを負う事故が発生しており、PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワーク・システム)(注)には、2012年度に同じ型式のウオーターサーバーの事故事例が立て続けに寄せられている。当該事業者である(株)ナック(以下、事業者という。)は対策を講じていたが、その後も未対策品での事故が発生していたことから、事故の再発防止のため、消費者に情報提供する。

  • (注)PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワーク・システム)とは、国民生活センターと全国の消費生活センターをオンラインネットワークで結び、消費生活に関する情報を蓄積しているデータベースである。

コックの構造及び問題点

 本体及びコックの高さを計測したところ、コックの高さは76cmであり、コックまでは、1歳児でも手の届く高さであった。

 また、コックは、本体のねじ部(温水側:金属製 冷水側:樹脂製)に樹脂製のコックをねじ込んで取り付けるようになっており、手で左に回すことで、取り外せる構造であった。

 これらのことから、何らかの理由でコックの締め付けが緩くなっていたときに、乳幼児などがコックを回すなどして、温水コックが外れた場合は、身体にやけどを負う危険があった。



事業者の対応

 事業者は、温水コックが脱落したという報告を過去に受けていたため、2012年6月に温水コックと冷水コックを面ファスナでつなぎ、コックの回転を防止する「コック回転防止ベルト」を、10月には、コックを本体とネジで固定し、コックの回転を防止する「コック回転防止リング」を開発し、それぞれ7月、10月に取扱店に通知している。



問題点

 事業者が対策品を開発してコックの回転防止の対策をとっているが、通知は取扱店向けのみに行っており、末端の契約者への周知が不十分であると思われた。



消費者へのアドバイス

 該当する型番のウオーターサーバーを使用しており、乳幼児など小さい子どものいる家庭や不特定多数の使用者がいる設置環境にある場合は、契約している取扱店に連絡し、「コック回転防止ベルト」か「コック回転防止リング」を取り付けてもらうこと。また、小さい子どもや不特定多数の使用者がいなくても、コックに緩みがあった場合は、直ちに取扱店に連絡すること。



事業者への要望

 事故の再発防止のため、末端の契約者へ確実に周知し、早急に改善を図ること。



要望先

  • 株式会社ナック


情報提供先

  • 消費者庁 消費者安全課
  • 経済産業省 商務情報政策局 商務流通保安グループ 製品安全課
  • 消費者委員会事務局
  • 一般社団法人日本宅配水協会



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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