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[2012年12月20日:公表]

飲み口付近の塗料が剥がれる携帯用魔法瓶(相談解決のためのテストから No.34)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 購入した携帯用魔法瓶の飲み口を指で触ったところ、塗料が付着した。塗料が口に入ることも考えられるので、鉛等の有害金属が含まれていないか調べてほしい。」という依頼を受けました。

 この商品は、ふた栓と本体の外側が水色に塗装されているステンレス製の携帯用魔法瓶で、ふたを閉めた際、口金と塗装されている本体の境界辺りには、擦れたような多数の溝と、黒っぽい付着物が、ふた栓の内側には、水色と黒っぽい付着物がみられ、成分分析の結果、水色の付着物は塗膜が削れたもの、黒っぽい付着物は本体やふた栓の材質であるステンレス鋼が削れたものであると考えられました。

 塗膜とステンレス鋼について、鉛、アンチモンの含有量を調べたところ、食品衛生法の規格基準を下回っていました。

 当該商品のふた栓は、同型品よりも何回転か多く回さないと止まらず、ふた栓が深く入ってしまうため、外側の金属部が本体の口金付近の塗膜や母材であるステンレス鋼と擦れてしまうことが確認され、当該商品のふた栓に問題があると考えられました。

 依頼センターからテスト結果を伝えられた製造者は、ふた栓の樹脂部と金属部の間にパッキンを入れて摩擦力を向上させ、ふた栓の樹脂部及び金属部とパッキンを接着剤で固定し、ふた栓の樹脂部と金属部のカシメを強くし、空回りしないことの検査を行う等の再発防止策を実施するとのことでした。


本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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