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[2012年8月2日:公表]

洗ってもにおいの取れない箸(相談解決のためのテストから No.26)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「箸のにおいが洗っても取れない。箸の安全性に問題がないか調べてほしい。」という依頼を受けました。

 この箸は竹製で、表面にウレタン塗装が施されているものでした。モニターテストにより相談者が使用した商品と新品の同型品からは、ともに「塗料のようなにおい」が確認され、発生する揮発性物質を分析したところ、主にウレタン塗装の際に用いられたと考えられる溶剤が検出されました。箸から発生する揮発性物質に関しては特には法的な規制はありませんが、検出された物質のうち、体質によっては目や喉に刺激等、健康に影響を及ぼすおそれのある物質も含まれていました。

 また、商品のパッケージには、「臭いがする場合がありますが原料である竹本来の臭いですのでご安心してご使用ください。」との表示がみられましたが、検出された成分が竹に由来するものだけではないと考えられたことから、表示に問題があると考えられました。

 テスト結果の報告を受けた製造業者からは、今後、ウレタン塗料を残留成分の極めて少ないものに変更する、塗装後の乾燥方法を見直す、においも包装前検品の検査対象とする、表示の改善をするとの報告がありました。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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