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[2012年4月19日:公表]

首が締め付けられて痛い子ども用の冷感ベルト(相談解決のためのテストから No.19)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 「子どもの首にかける冷感効果をうたった商品を使用したところ、締め付けられて痛い。商品に問題がないか調べてほしい。」という依頼を受けました。

 この首に装着して冷感を得ることを目的にした商品は、内部にC字型をしたABS樹脂製の芯が入っており、C字の口を広げて首にはめるもので、外包装にはジュニアサイズとの表示と「サイズが合わず、首に締め付け感がある場合には、ご使用をお止めください。」との注意事項の記載がありましたが、対象年齢や使用可能な首のサイズ等の記載は見られませんでした。

 装着した際に締め付けられるというのは、首によって商品内部の芯が広げられ、それが元に戻ろうとする力によるものであるため、芯の内径を一定の割合で広げて変形させた際にかかる力の大きさを測定しました。その結果、元の内径の130%の大きさになるまで広げた際に、輸入販売事業者が成人男性用として販売しているものと比較したところ、先端部に約1.3〜2.1倍程度大きい力がかかることがわかりました。

 そこで、この2つの商品の芯の形状を比較したところ、ジュニアサイズの商品の芯は成人男性用の商品の芯よりも、曲率が高く、また口の部分の開きの割合が小さいため、装着した際に首により大きな締め付け力(弾性力)がかかると推測される構造になっていました。

 この結果を受けた依頼センターが輸入販売事業者に対し、テスト結果の説明と商品の設計上における不具合を指摘したところ、無理のない力で装着できる構造に変更し、商品名やサイズ、芯の調整方法など表示についても改善を進めるとの回答がありました。また、相談者には商品代金が返金されました。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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