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[2012年3月29日:公表]

「美容医療・契約トラブル110番」の実施結果報告

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

 全国各地の消費生活センターなどには、医療脱毛、脂肪吸引、しみ取り、二重まぶた手術、包茎手術などの“美容医療サービス”に関する相談が多く寄せられている。

 国民生活センターでは、2010年7月に、カウンセリングを受けるつもりで美容クリニックに行ったら、契約をせかされたり、不安をあおられて高額な契約をしてしまうなど勧誘方法に問題がある相談について、消費者に対して注意喚起、行政・関係団体に要望等を行ったが、その後も各地消費生活センターには相談が多数寄せられている。

 今後の政策提言などに向けた情報収集のため、平成24年1月23日(月曜)〜27日(金曜)にかけて、「美容医療・契約トラブル110番(以下、美容医療110番)」を実施し、5日間で128件の相談が寄せられた。以下、実施結果を報告する。


実施概要

実施日
平成24年1月23日(月曜)〜27日(金曜)
時間
10時〜16時
場所
国民生活センター 相談情報部(特設電話回線を設置した)


美容医療110番に寄せられた相談件数

 美容医療110番(平成24年1月23日(月曜)〜27日(金曜))中に受け付けた相談は、128件である。1日あたり平均約26件の相談が寄せられた。



美容医療相談の傾向

 美容医療110番に寄せられた相談のうち「医療サービス」「歯科治療」「人工植毛」の相談で、「美容医療」に関する相談は、93件であった。以下、この93件につき、不明、無回答を除いて分析をする。

(1)契約者の属性
  • 30歳代、60歳代の相談がそれぞれ20%を超えており比較的多いが、10歳代から70歳代までの各年代にわたっており、平均年齢は47.6歳であった。
  • 性別は、男性が22.6%、女性が77.4%であった。
  • 職業別では、給与生活者が34.5%、家事従事者が29.8%、無職が22.6%であった。
(2)相談内容
 相談内容別の傾向を見ると、「品質・機能、役務品質」に関する相談が最も多かった。その多くは、思ったような施術結果にならなかったという内容であったが、医師による説明不足が起因するものも見られた。続いて、「安全・衛生」に関する相談が全体の半数近くを占めた。
(3)施術内容
 施術内容を見てみると、しわ取り、たるみ取り、しみ取りの順に相談が多かった。
(4)既支払金額
 支払ってしまった金額の内訳は、最も多い価格帯が10万円以上50万円未満の間で、37.3%である。続いて100万円以上500万円未満の相談が19.4%であった。平均金額は約63万円であった。


主な相談事例

【事例1】強引に契約させられた脂肪除去施術
【事例2】本に書いてあった金額よりも高い金額で契約してしまった多汗症の治療
【事例3】重篤な危害を負わされた目の下の脂肪除去手術
【事例4】未成年者に高額なクレジット契約をさせた包茎治療手術


情報提供先

  • 消費者庁 消費者政策課
  • 消費者委員会事務局



本件連絡先 相談情報部 情報提供課
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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