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[2012年2月2日:公表]
実体不明の「グリーン電力証書」の販売トラブル
−太陽光発電事業の加盟店入会の勧誘にだまされないで−
*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。
最近、太陽光発電事業の加盟店募集の案内や入会申込書が届き、「代わりに申し込んでくれれば謝礼を支払う」と電話で勧誘され申し込んだところ、「グリーン電力証書」という書面が届いた」という相談や「「グリーン電力証書」を高値で買い取る」「代わりに購入してくれたら謝礼を支払う」といろいろな事業者から電話で勧誘され、消費者が立て替えて契約しても買い取られることはなく、その後、連絡が取れなくなるといった内容の相談が急増している。
これは以前、トラブルになった「水資源の権利」や「有料老人ホームの利用権」「鉱物の採掘権」などと同様の手口であり、実態の疑わしい内容の契約をさせ、代金を支払わせては連絡不能になるといった詐欺的な手法でお金を振り込ませている。
このような状況を踏まえ、「代わりに申し込んでほしい」「謝礼を支払う」と説明し、実態がよく分からない契約を締結させようとする怪しい勧誘には決して耳を貸さないよう、消費者に向けて注意喚起を行うことにした。
- ※本報告の「グリーン電力証書」(「」あり)は、実体不明の証書を指す。
PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)における相談件数
実体不明の「グリーン電力証書」に関する相談は、2011年度に入り、3カ月で総件数が112件に及んでいる(図参照)。
2011年10月の相談件数は24件、2011年11月は38件、2011年12月は50件であり、増加傾向にある。
(2012年1月12日までの登録分)
主な相談事例
- 「グリーン電力証書」を次々に購入させられたが、謝礼も代金も支払われない
- 「代わりに申し込むだけ」と言われて申し込んだが、代金を支払うよう言われた
- 「買い取る」と購入を勧められ、加盟店入会金を支払ったが買い取られない
- 「ソーラーシステムを取り付けている人だけ」「全国で100名のみ」「謝礼を支払う」と言って消費者を勧誘する事業者
主な問題点
- (1)実体不明の「グリーン電力証書」が販売されている
- (2)詐欺的な勧誘方法である劇場型勧誘が多く行われている
- (3)申込時の募集要項・契約書と実際の契約内容が異なり、契約不成立の可能性がある
消費者へのアドバイス
- (1)契約の内容を理解・把握できなければ絶対に契約しない
- (2)グリーン電力証書を購入したことで利益が得られるわけではない
- (3)「「グリーン電力証書」を高値で買い取る」と持ちかけられても、きっぱりと勧誘を断る
- (4)勧誘された時点で、最寄りの消費生活センターに相談する
情報提供先
- 消費者庁 消費者政策課
- 消費者委員会事務局
- 警察庁 生活安全局 生活経済対策管理官
- 警察庁 刑事局 捜査第二課
- 経済産業省 資源エネルギー庁 総合政策課
- 経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー対策課
- 財団法人日本エネルギー経済研究所グリーンエネルギー認証センター
本件連絡先 相談情報部 情報提供課
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。
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