[本文へ] 消費生活・消費者問題に関する事例や対処方法を紹介しています。

現在の位置 : トップページ > 注目情報 > 発表情報 > 使い捨てカイロを入れていたら低温やけどになったポケット付きの腹巻き(相談解決のためのテストから No.11)

[2011年12月8日:公表]

使い捨てカイロを入れていたら低温やけどになったポケット付きの腹巻き(相談解決のためのテストから No.11)

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

 携帯用カイロを入れて使用する腹巻きを購入し使用したら低温やけどになった。低温やけどとなった原因を調べてほしい、という依頼を受けました。

 苦情品は、ポケットが付いたポリエステル、レーヨン、ポリウレタン混用の腹巻きです。
 相談者は、タイツの上に苦情品の腹巻きを2枚重ねて着用しており、最も外側となる腹巻きのポケットに使い捨てカイロを入れて使用していたとのことでした。そこで、事故発生時と同じ重ね方をしてカイロを使用した際の、腹巻きと皮膚が接触する部分の温度変化を、人体モデルを使って観察しました。その結果、カイロに重なる箇所では、カイロの発熱に伴い温度が上昇し、カイロをポケットに入れてから約50分後には、50℃付近まで温度が上昇しました。

 実際の人体では、血液の流れによって熱が運ばれ拡散するため、今回のテスト結果と実際に使用した時の温度は異なると考えられます。しかし、再現試験による測定の結果、カイロと重なる箇所ではカイロの発熱によって温度が上昇したことから、発熱体となるカイロが密着する状態が長時間続くと低温やけどを負う可能性があると考えられました。

 このテスト結果を受けて、事業者から「今シーズンは店頭表示に低温やけどについての注意喚起をする」との報告がありました。



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。PDF形式の閲覧方法について


発表情報トップページへ

ページトップへ