[本文へ] 消費生活・消費者問題に関する事例や対処方法を紹介しています。

現在の位置 : トップページ > 注目情報 > 発表情報 > 小麦加水分解物を含有する「旧茶のしずく石鹸」(2010年12月7日以前の販売分)7月14日公表後の危害状況について

[2011年9月8日:公表]

小麦加水分解物を含有する「旧茶のしずく石鹸」(2010年12月7日以前の販売分)7月14日公表後の危害状況について

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

 国民生活センターでは、2011年7月14日に、「小麦加水分解物を含有する「旧茶のしずく石鹸」(2010年12月7日以前の販売分)による危害状況について−アナフィラキシーを発症したケースも−」を公表したが、その後も多くの相談が寄せられている。

 相談内容からは、事業者による製品の回収が行われていたにもかかわらず、最近の報道で回収情報を知った消費者や、自分の症状が新たに当該石けんと結びついた消費者が多数いることも明らかになった。

 そこで、公表以降の茶のしずく石鹸に関する危害情報を改めて集計し、事業者の対応と行政の動きを併せて情報提供する。


相談の概要

危害の件数等

1)危害件数

 9月1日現在、PIO-NETには、「茶のしずく石鹸」に関する相談が1,309件寄せられている。そのうち、危害に関する相談は614件である。同じく、消費者トラブルメール箱には24件の危害情報が寄せられた(いずれも2004年3月〜2011年8月31日登録分)。

2)危害内容・危害部位・危害程度

 危害内容は、「皮膚障害」が400件(65.1%)、危害部位は、「顔面」276件(45.0%)、 危害の程度は、治療期間「1カ月以上」が197件(32.1%)がもっとも多い。7月14日の公表時と危害件数全体に対する割合で比較すると、危害部位「全身」は8.1%、「治療期間1カ月以上」は7.4%増加した。

主な相談事例

【事例】
 1年ほど前に茶のしずく石鹸をもらって使い始めたが、その頃から蕁麻疹(じんましん)が出ていて薬を塗っていた。使用しているのは2010年12月以前の回収対象品で、今回ニュースを見て驚いた。どのような症状が出ているのか教えてほしい。
(受付年月:2011年7月、60歳代・女性)


事業者への要望と回答等

 7月14日の公表資料にあるとおり、国民生活センターでは株式会社悠香へ要望を行い、対応等について回答が寄せられている(報告書本文参照)。



行政の動き

 厚生労働省より8月24日付で、「医薬部外品又は化粧品の使用による健康被害の報告について」及び「医薬部外品又は化粧品にかかる研究報告について」が各都道府県及び関係機関宛に通知された。



まとめ

  1. (1)「旧茶のしずく石鹸」を使用している人は、症状がなくても直ちに使用を中止し、事業者に返品等の連絡をする。また使用していなくても、手元に「旧茶のしずく石鹸」が残っている人は返品等を行う。
  2. (2)「旧茶のしずく石鹸」を使用したことがある人や使用中の人で、すでに症状がある人は、医療機関を受診すること(茶のしずく石鹸に関して診断を行っている医療機関については以下のサイトを参考のこと)。
  3. (3)事業者は、直接の購入者だけでなく回収情報を広く一般に周知させるために、情報を得やすい新聞等の媒体を通じて周知を図るべきである。
  4. (4)アナフィラキシーのような重篤な症例も多く見られ、最悪の事態を招くおそれもあることから、回収情報の周知はより一層徹底されるべきである。


情報提供先

  • 株式会社悠香
  • 消費者庁 消費者政策課
  • 厚生労働省 医薬食品局 安全対策課



本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。PDF形式の閲覧方法について


発表情報トップページへ

ページトップへ