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[2011年8月4日:公表]

仏像の勧誘に注意!
−劇場型勧誘や送り付け、震災に便乗したセールストークなどに気をつけて−

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

 近年、仏像の勧誘に関するトラブルが増加している。相談の内容を見ると、「他社が販売している仏像を当社が後から高値で買い取るので、購入してくれないか」というセールストークで仏像を勧誘する「劇場型」によるトラブルが目立つほか、震災に便乗し仏像の購入を迫るというケースもみられる。また、突然自宅を訪問され、過去の因縁があるなどと言われ不安をあおられて仏像などを契約させられたというような「開運商法」に関する相談もみられる。

 仏像の勧誘に関するトラブルは、高齢者に多く見られ、悪質な勧誘も目立つことから、消費者被害の未然防止・拡大防止のため、苦情相談の内容をまとめ早急に情報提供する。


PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)にみる相談の概要

 「仏像」に関する相談は、2006年度以降1,140件寄せられており、2010年度は301件、2011年度は109件寄せられている。昨年度の同時期は66件であり、約1.7倍に増えている(2011年7月25日までの登録分)。契約当事者の属性をみると、年代別では80歳以上(492件)と70歳代(367件)で約8割を占め、高齢者に多いトラブルといえる。男女別では、男性が225件、女性が903件で、女性が男性の4倍となっている。職業別では、無職が最も多く、次いで、家事従事者が多い。地域ブロック別では、山陽が158件、次いで南関東が148件、近畿が136件、東海が125件である。販売購入形態別にみると、電話勧誘販売が555件と最も多く、次いで訪問販売が161件で、通信販売が157件と続く。契約購入金額は、10万円〜50万円以下が547件で最も多く、次いで50万円〜100万円以下が81件となっている。



主な相談事例

【事例1】買い取りに応じない

【事例2】震災に便乗したセールストークで誘う

【事例3】いらないと断ったのに仏像を送り付ける

【事例4】不安をあおって次々に契約させる



問題点

  1. (1)劇場型勧誘が行われている
  2. (2)断った消費者のもとへ送り付けている
  3. (3)突然自宅を訪問し不安をあおって契約させている


消費者へのアドバイス

必要がなければきっぱり断ること

 業者からの勧誘電話に対して、「いりません」などとはっきりと断る意思を相手に示すこと。また、震災を口実にして購入をすすめる手口もみられるので、注意が必要である。本当に必要なものかどうかよく考え、購入するかどうか慎重に検討すること。

家族や周囲に相談すること

 少しでも不審に感じた場合や、業者の実態や契約内容がよくわからない場合は、一人で判断せず、家族や周りの信頼できる人や友人に相談すること。販売されている商品についての知識がなければ、絶対にすぐに契約しないこと。

 家族や近所など周囲の人も高齢者がトラブルにあっていないか日頃から見守る意識を持つことも大切である。

買い取ると勧誘されても絶対に信じないこと

 不意に電話をかけ、高額な取引をもちかけておきながら、会社名や電話番号、所在地など自社の情報を教えようとしない業者の話は絶対に信用しないこと。

 また、「以前の損失を取り戻せる」などと言われても、業者の話を安易に信用しないこと。投資トラブルは高額な被害を受けることが多く、かつ高齢者の場合被害を回復するのは難しい。

届いてしまったら…

 1)訪問販売や電話勧誘販売の場合、クーリング・オフできる

 2)一方的に送りつけられた場合、受け取る必要はない

 心あたりのない宅配便や、勝手に送りつけられてきたものは安易に受け取らないこと。

トラブルにあったら、すぐに最寄りの消費生活センターに相談すること



関連情報

二次被害としてリゾート会員権など金融商品以外にも広がる劇場型勧誘トラブル−過去に未公開株や社債トラブルに遭った人はご注意!−(2010年11月25日公表)




本件連絡先 相談情報部 情報提供課
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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