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[2011年7月21日:公表]

大学生に広がる投資用教材DVDの紹介販売トラブル
−多額の借金や友人を失ってまでも本当に必要ですか?−

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

 最近、主に南関東の男子大学生から「友人に誘われて投資のセミナーに参加したら、高額な投資用教材DVDを勧められ購入した。その後、別の友人にDVDを紹介すれば紹介料がもらえると言われた」という相談が消費生活センターに目立って寄せられるようになった。PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、2009年度以降全国で123件寄せられている。

 DVDの購入代金を学生ローンから借金して支払ったり、借り入れ時に「定期的な収入を得ていることにして」などとうそを言うよう促されるケースもある。また、教材の契約後にDVDを販売するためのセミナーに誘われる場合もあり、実態は連鎖販売取引の疑いがある。

 今後トラブルが急速に拡大することも十分に考えられるため、大学生や大学関係者に向けて緊急の注意喚起を行う。あわせて友人を紹介している大学生については、トラブル防止のため、紹介を止めるよう呼びかけることとしたい。


PIO-NETにみる相談の概要

 2009年度以降の投資用教材に関する相談の件数は、123件に上っている。年度別では、2009年度が30件、2010年度が51件、2011年度は42件となっている。四半期別に件数をみると、とくに2011年に入り1〜3月期に23件、4〜6月期に41件と急増している。

 属性からみると、南関東地域の成人した男子大学生にトラブルが集中していることがわかる。



主な相談事例

  • 「絶対ためになる」と誘われ、DVDを買ったが、友人の誘いは紹介料のためとわかった
  • 起業志望者の会員団体のはずが、実際は人を紹介する目的とわかり、怖くなった
  • DVDの代金支払いのために借金をしたが、他の人を誘えば返済ができると言われた


消費者へのアドバイス

  1. (1)友人や先輩から「大きな利益が得られる」などと持ちかけられても安易に応じない
  2. (2)勧められるままに借金をしてまで契約しない
  3. (3)友人を紹介して紹介料を受け取ると、人間関係を壊すおそれがある
  4. (4)トラブルにあったら、なるべく早く大学や消費生活センターに相談する


情報提供先

  • 消費者庁 消費者政策課
  • 文部科学省 生涯学習政策局 生涯学習推進課
  • 文部科学省 高等教育局 学生・留学生課



本件連絡先 相談情報部 情報提供課
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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