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[2011年4月15日:公表]

今月の商品テスト実施状況(2011年2月分)

 2011年(平成23年)2月の商品テストは、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に寄せられた苦情相談等の中から、製品事故や品質・表示などの問題による消費者被害の発生や拡大を防止するために7件実施した。

 商品テストの累計実施件数は128件となった。


商品テスト実施状況

商品テスト実施件数
(( )内は実施件数のうち消費生活センター等の依頼による件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
商品テスト実施件数 0 (0) 4 (4) 1 (1) 0 (0) 2 (2) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 7 (7)
当月までの累計件数 3 (2) 45 (42) 1 (1) 11 (11) 25 (22) 19 (18) 21 (17) 3 (3) 128 (116)

テスト結果の概要

テーマまたは商品名:電気ケトル

目的

電気ケトルでお湯を沸かしてコーヒーやお茶を飲もうとすると、プラスチックのにおいがして飲むことができない。においの原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品及びその同型品を用いて、お湯を沸かした際に発生した臭気成分を調べたところ、溶剤や香料として使用されることのある2-メトキシ-2-メチルプロパン、ジアセチル、4-メチル-1-ヘプテン等が検出された。相談者が感じたにおいは、これらの臭気成分が混合したにおいであると推測され、比較的低濃度で悪臭や不快感を招く可能性があった。食品衛生法における樹脂製品の規格・基準は満たしていた。

テーマまたは商品名:電子レンジ用の皿

目的

電子レンジ用の強化・耐熱ガラスの皿を使用し、食材を電子レンジで温めたところ、絵柄から金属色の液体が流れ出した。商品に問題がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

食品衛生法に基づく溶出試験を行ったところ、未使用苦情品から基準値を超える鉛が溶出したことから、食器として利用するには不適切なものであった。金属色の液体や光沢のある付着物を再現することはできなかったが、苦情品の光沢のある付着物と未使用苦情品の絵柄部分からは、共通して鉛と鉄が検出されたことから、苦情品の光沢のある付着物は使用時に絵柄から溶け出して固まったものと推察された。

テーマまたは商品名:インバーター

目的

自動車のシガーソケットにインバーターをつなぎ、電動ドリルを作動させたところ、自動車のエンジンがかからなくなった。インバーターの使用が原因であるか調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品を自動車のシガーソケット及び12Vのバッテリーに接続し、動作確認を行ったところ、動作することが確認された。また、苦情品内部に異常はなく、電源コード、シガープラグアダプターについても導通などを調べたが、異常はみられなかった。再現テストでは、申し出の現象は確認できず原因の特定には至らなかった。

テーマまたは商品名:トリプルタップ

目的

テーブルタップにブースタをつなげテレビを視聴していた。新たに購入した雷サージ機能付きタップ(トリプルタップ)に前から使用していたテーブルタップとブースタをつないだところ、ブースタが故障しテレビが映らなくなった。原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

ブースタ電源の内部回路が経年劣化状態であったところに、タップ交換の電源再投入による突入電流などでブースタ電源のトランジスタが短絡状態となり、電源ヒューズが溶断して、テレビの視聴ができなくなったものと考えられる。

テーマまたは商品名:ガソリン

目的

自動車のエンジンがかからなくなり、点検したが自動車に異常はなかった。ガソリンを全て抜いて別のガソリンを入れたところ、正常に動き出した。使用していたガソリンに問題がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品を「揮発油等の品質の確保等に関する法律」に基づき強制規格の10項目とその他エンジンの始動性に関連すると考えられる標準品質の5項目と水分について調べたところ、強制規格の硫黄分及び、標準品質の未洗浄実在ガムと蒸留性状の残油量が規格基準を満たしていなかった。なお、今回のテスト結果とエンジンが始動しなかった因果関係は不明である。

テーマまたは商品名:血圧計

目的

4カ月前に血圧計を購入したが、測定した数値にバラツキがある。同型品と比較して測定値に問題がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

モニター5名による実使用テストを行ったところ、苦情品は苦情同型品及び参考品と比較して測定結果にほとんど差がなかった。

テーマまたは商品名:染毛料

目的

染毛料を使用したが、白髪が染まらなかった。商品に問題ないか調べてほしい。

テスト結果の概要

10%の白髪が混じったテスト用毛束に苦情品、苦情同型品、苦情品と同様な使い方をするカラートリートメントの参考品2銘柄を使用して、染まり具合等をモニターテストで評価した結果、どの銘柄でも1回使用した場合よりも、3回使用した方がより染まっているとの評価で、苦情品及び苦情同型品では3回使用した場合に、おおむね満足と感じる仕上がりとなった。以上、苦情品は繰り返し使用することで、白髪の染まり具合が良くなるものと考えられた。



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