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[2010年4月7日:公表]

今月の商品テスト実施状況(2010年2月分)

 2010年2月の商品テストは、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に寄せられた苦情相談等の中から、製品事故や品質・表示などの問題による消費者被害の発生や拡大を防止するために7件実施した。これらの中で「折りたたみ自転車(スポーツタイプ)のハンドルの固定力不足に注意!−転倒し鎖骨を骨折する重大事故が発生−」については、資料を作成し消費者に広く情報提供を行った。

 商品テストの累計実施件数は83件となった。


商品テスト実施状況

商品テスト実施件数
(( )内は実施件数のうち消費生活センター等の依頼による件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
商品テスト実施件数 0 (0) 1 (1) 0 (0) 1 (1) 1 (1) 2 (2) 2 (1) 0 (0) 7 (6)
当月までの累計件数 2 (2) 29 (26) 0 (0) 5 (4) 17 (13) 15 (13) 15 (11) 0 (0) 83 (69)

テスト結果の概要

商品名:折りたたみ自転車(スポーツタイプ)のハンドルの固定力不足に注意!(報道発表)

経緯及びテスト依頼内容

重大事故が発生した折りたたみ自転車と同様の構造の5銘柄をインターネット通信販売で購入し、ハンドルステムの固定について調査して、消費者へ情報提供することとした。

テスト結果の概要

ハンドルステムの固定にレバーを用いているものは、十分な締め付け力が得られずハンドルが緩み重大な事故につながるおそれがあった。ハンドルステムを最も下げた状態では、ハンドルバーが左右に回転するような外力が加わると固定力が低下することがあった。

商品名:電気グリルなべ

経緯及びテスト依頼内容

電気グリルなべで調理中になべ底から火が出た。危険なので原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品は電源コードの接続子において、製造時の圧着加工(カシメ)が不適切であったこと、また、接合部に料理汁などが付着したことにより徐々に腐食し、異常発熱で発火したと考えられる。

商品名:ブラジャー

経緯及びテスト依頼内容

シリコン製の粘着力と通気性があるというパッドのみのブラジャーを半日装着していたら肌が赤くかぶれた。ブラジャーの通気性などについて調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情同型品は布製のものに比べ著しく透湿度が低く、汗をかいて蒸れたりするとかぶれの原因となる場合があると考えられた。また、苦情品・苦情同型品の「通気性抜群」、「敏感肌でも安心」等の表示は問題であると考えられた。なお、苦情同型品の樹脂部分からは、明らかなアレルギー原因物質は検出できなかった。

商品名:ヘアドライヤー

経緯及びテスト依頼内容

へアドライヤーを使用中にブラシ部分が本体から外れ、高温になった金属部材に指が触れやけどを負った。ブラシが外れた原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品はブラシ内部の部品の向きが逆に取り付けられていたが、ブラシ部と本体部は正常に固定ができ、容易に外れることはなかった。また、苦情同型品でブラシ内部の部品の向きを逆にして使用すると、ブラシ部分や温風は、部品の向きが正常の場合よりも高温になり、ブラシ内部にも焦げが生じたが、ブラシが外れることはなかったことから、ブラシが外れた原因は、不明であった。

商品名:携帯音楽プレーヤー

経緯及びテスト依頼内容

携帯音楽プレーヤーが購入後7カ月で充電できなくなり、修理に出したところ、コネクター端子の腐食が原因で保証対象外と言われた。腐食した原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

申し出の「充電ができない」という現象は確認できず、苦情品は、充電も再生もできた。苦情品のコネクター端子の腐食については、何らかの原因で水分が浸入したために発生したものと考えられる。

商品名:玩具のヘリコプター

経緯及びテスト依頼内容

子供の食事のおまけについてきた玩具のヘリコプターで、子供に遊び方を教えていたときに、ヘリコプターがバラバラになり目に当たりけがをした。プロペラが外れた原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情同型品で調べた結果、正常に組み立てられたものであっても、飛行の際にかかる負荷や着地の衝撃などによってカバーがズレたりすることでハネが飛散してしまうと考えられ、ハネを固定する構造に問題があると考えられた。

商品名:シートカバー

経緯及びテスト依頼内容

インターネット通信販売で本革シートカバーを購入したところ、箱にも本体にも表示がなく、革には見えない。革か合皮か調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品の表面部分を構成する材質には2種類あったが、断面を観察したところ、どちらも革特有の繊維が見られず、天然皮革ではなかった。インターネットサイト等で「本革」とうたっているにもかかわらず、天然皮革ではなかったことから、表示上問題であると考えられた。



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