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[2009年12月16日:公表]
お菓子にそっくりなせっけん等を誤食
*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。
せっけんや入浴剤をお菓子や飲料と間違えて食べたり飲んだりしてしまうという事故が起きている。PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)にも、食品と間違えてせっけんを誤食したり入浴剤を誤飲したとの事故が2006年度以降9件寄せられている(2009年11月30日まで、件数は本調査のために特別に事例を精査したものである)。
せっけんや入浴剤は、大量に摂取しない限り重篤な健康被害はないが、高齢者の場合ちょっとした事故が長期間の体調不良の原因となってしまうこともある。そこで、誤食や誤飲を防ぐために消費者へ注意喚起を行う。
相談事例
- 【事例1】
- 姪の結婚式で、披露宴の最後に花嫁からキャンディが一人ひとつずつ手渡された。孫には大きすぎるので姑にあげたが一口食べてウッと言ったのでよく見るとせっけんと書いてあった。医者の指示で牛乳と下剤を飲ませたが、しばらく口中がひりひりとしていた。
- (80歳代 女性)
- 【事例2】
- 街頭キャンペーンの粗品として配っていた入浴剤を、母が粉末ジュースと思い飲み込んで具合を悪くした。救急車で運ばれ点滴を受けたが大事には至らなかった。パッケージにはりんごの絵とりんご果汁配合と大きく書かれていて紛らわしい。
- (70歳代 女性)
問題点
- これらの商品は色や形、香り、包装を対象の食品と似せることに価値があり、紛らわしい
- このような商品があることを知らない人や気づかない人もいる
- 健康な人ならば誤食誤飲しても害はほとんどないが、高齢者には要注意
- 注意表示はわかりにくいものがある
消費者へのアドバイス
購入した人自身はせっけんや入浴剤だとわかっていても、それを知らない他の人は食品と間違える可能性がある。食品とは別にしておき、はっきりとわかるようにしておこう。
人にあげる際は、せっけんや入浴剤であり、お菓子や飲み物ではないということをはっきりと告げよう。高齢者のみの世帯や一人暮らしの高齢者にこのような商品を贈る場合には、より一層の配慮をしよう。
事業者への要望
商品がせっけんや入浴剤であるという記載、「食べてはいけない(飲んではいけない)」「食べられない(飲めない)」という表示をできるだけわかりやすく表示することを望む。
せっけんや入浴剤などは、箱には大きな表示があっても、ばらであげたりもらったりする機会も多い商品であるため、個々にしっかり表示をしてほしい。
情報提供先
- 消費者庁 消費者情報課 地方協力室
- 日本石鹸洗剤工業会
- 日本浴用剤工業会
本件連絡先 相談部 危害情報室
電話 03-3443-6223
[報告書本文(PDF)] お菓子にそっくりなせっけん等を誤食(230KB)
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