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[2009年12月2日:公表]

今月の商品テスト実施状況(2009年10月分)

 2009年10月の商品テストは、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に寄せられた苦情相談等の中から、製品事故や品質・表示などの問題による消費者被害の発生や拡大を防止するために4件実施した。

 商品テストの累計実施件数は52件となった。


商品テスト実施状況

商品テスト実施件数
(( )内は実施件数のうち消費生活センター等の依頼による件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
商品テスト実施件数 0 (0) 2 (2) 0 (0) 0 (0) 1 (1) 0 (0) 1 (1) 0 (0) 4 (4)
当月までの累計件数 1 (1) 22 (19) 0 (0) 3 (2) 7 (6) 8 (6) 11 (8) 0 (0) 52 (42)

テスト結果の概要

商品名:魔法びん

経緯及びテスト依頼内容

5年前にもらった魔法びんに氷を入れた瞬間、中びん(ガラス製)が破損した。破損した原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

ガラス製魔法びんは、中びんの内びんと外びんの間が真空になっているため、常に大気の圧力を受ける。内びんに衝撃が加わると、真空が瞬間的に抜けるため大きな音と共に破裂状態になることが知られている。苦情品の中びんは、参考品に比べると厚さが薄かったものの、JISや全国魔法瓶工業組合の基準を満たす強度を有していたと推察されるが、氷を入れた際の衝撃で破裂に至ったものと思われる。

商品名:家庭用除湿剤

経緯及びテスト依頼内容

1カ月程前から除湿剤を押し入れの中で使用していたところ、中身が漏れてふとんなどにしみが付いた。容器の底を確認したところひびが入っていたので、容器の強度に問題がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

購入した苦情同型品の中には、すでにひび割れしたものがあったことから、苦情品も購入当初からひび割れていたことが考えられる。また、底部角面を下にした落下試験において、容器がひび割れたことから、流通・販売等の取り扱いの過程で受けた衝撃などにより、ひび割れが発生したと推察され、容器強度の改善が望まれる。

商品名:部屋用除菌剤

経緯及びテスト依頼内容

部屋用除菌剤を使用したら塩素臭が強く、喘息の父が咳き込んだ。発生する成分に問題がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品及び苦情同型品から発生していたのは、ほとんどが塩素であった。約8.7畳の部屋で使用したときの気中濃度は作業環境基準の管理濃度より低かったが、モニター15名全員がにおいを感じ、うち6名は鼻などへの刺激を感じており、容器の取り扱いの改善も含め注意表示が必要であった。広告については、薬事法に抵触する恐れと消費者に効果と安全性を誤認させる恐れがあり問題であった。

商品名:自転車

経緯及びテスト依頼内容

突然ハンドルが取れたため、転んでけがをした。ハンドルが取れた原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

ハンドルが取れた原因は、ハンドルの支柱と差し込むための穴の寸法もしくは、支柱の長さが適切でなかったことなどにより、十分な支柱の固定力が得られなくなったためと考えられる。



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