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[2009年11月18日:公表]

「外食」先で提供された食品に係わる事故
−事故に遭ったときの対処方法などについて−

*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。

 「プラスチックが混入していたため歯を損傷した」「卵不使用と表示されていたが卵アレルギーがでた」などの事故情報がPIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に寄せられている。PIO-NETに寄せられる「外食」に関する相談件数も多く(2008年度は2004年度の約1.7倍増)、特に、危害が発生した事例は、2004年度に比べて2007年度以降は2倍以上増加している。危害内容別にみると、最も多かったのは「消化器障害」で、次いで「中毒」であった。また、危害程度をみると、「1か月以上」の症状が重い事故は32件あった。内容としては「異物の混入」、「アレルギー」、「やけど」等が目立った。

 そこで、「外食」先で提供された食品に係わる事故(危害情報)をまとめ、消費者へ事故に遭ったときの対処方法などについて情報提供する。


消費者へのアドバイス

異物の混入

  • 食事中に異物で事故が起きた場合は、混入の事実を従業員と一緒に確認する。可能であれば写真を撮る。
  • 医師の手当てを受けた場合は、診断結果を聞くなどして証拠を残す。
  • 原因究明が必要になることもあるので、可能であれば混入していたものは保管しておく。

アレルギー

  • 食物アレルギーに対しては、外食を利用する側も注意が必要となる。日頃から自分や家族の体調がどうか、どんなアレルギーを持っているかなどについて把握しておく。
  • 外食店にアレルギー表示の法的義務はないので、アレルギーを持っている消費者は従業員に食材などの確認をして利用することも必要だろう。

中毒

  • 食事中に、もし異状を感じたら、無理に食べずに、従業員に確認する。
  • 食中毒の疑いがある場合は、医師に診てもらうとともに、近くの保健所や保健福祉事務所等に報告する。

やけど

  • 乳幼児と一緒のときは、食品の置かれる場所などに注意をはらう。
  • やけどを負った場合は、消費者側も速やかな対応が必要となる。直ちに冷やした後、必要に応じて医師に診てもらう。

その他

  • 事故に遭った場合、店との話し合いが必要になることが多い。何を食べてどのような症状になったか等の状況を整理し、レシートなどの証拠となるものを保管しておく。
  • どこに相談をしたらいいか分からないなど、不明なことがある場合は、近くの消費生活センター等に相談する。


事業者へ求めたいこと

異物の混入

 食材の納入や保管、調理過程における混入防止について食材納入業者や従業員への注意喚起などの更なる徹底を望む。

アレルギー

 アレルギー症状は場合によっては呼吸困難など重症になる危険性もあるため、アレルギーに対する認識と対応の向上を望む。

中毒

 食中毒を出さないような衛生管理の徹底を望む。また、従業員の注文確認及び伝達能力等の向上を望む。

やけど

 接客対応や応急処置など従業員教育の充実・向上を望む。

その他

 ホームページ上で困った時の連絡先やよくある質問等を用いて、消費者対応を行っている事業者もある。業界としては、これらの情報を共有し消費者対応に役立てるよう参考にして欲しい。



情報提供先

  • 消費者庁 消費者情報課 地方協力室
  • 厚生労働省 医薬食品局 食品安全部 監視安全課
  • 農林水産省 総合食料局 食品産業振興課 外食産業室
  • (社)日本フードサービス協会
  • (社)日本食品衛生協会
  • (財)全国生活衛生営業指導センター



本件連絡先 相談部危害情報室
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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