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[2008年11月6日:公表]

今月の商品テスト実施状況(2008年9月分)

 2008年9月の商品テストは、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に寄せられた苦情相談等の中から、製品事故や品質・表示などの問題による消費者被害の発生や拡大を防止するために6件実施した。これらの中で「いろり座卓使用時の一酸化炭素中毒に注意!」「α-リポ酸を含む『健康食品』」については、資料を作成し消費者に広く情報提供を行った。

 商品テストの累計実施件数は48件となった。


商品テスト実施状況

商品テスト実施件数
(( )内は実施件数のうち消費生活センター等の依頼による件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
商品テスト実施件数 1 (0) 3 (2) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 2 (2) 0 (0) 6 (4)
当月までの累計件数 2 (0) 25 (23) 0 (0) 3 (3) 4 (3) 8 (7) 5 (4) 1 (0) 48 (40)

テスト結果の概要

商品名:いろり座卓使用時の一酸化炭素中毒に注意!(記者公表)

経緯及びテスト依頼内容

いろり座卓を使用したとき、木炭の燃焼により室内の一酸化炭素濃度がどれくらいになるのか、また、商品に注意表示があるかを調べた。

テスト結果の概要

窓や扉を閉めたまま木炭を燃焼すると、一酸化炭素濃度は木炭の置き方や火のつき方などにより変わるものの、どの銘柄のいろり座卓でも短時間で致死濃度になり、きわめて危険であった。 換気や一酸化炭素の発生に関する注意表示のないいろり座卓もあった。

商品名:α-リポ酸を含む「健康食品」(記者公表)

経緯及びテスト依頼内容

α-リポ酸は注射薬として用いられる医薬品であるが、「健康食品」成分としても広く利用されている。成分の含有量や胃の中での溶けやすさ、表示の調査等のテストを行った。

テスト結果の概要

α-リポ酸を含む「健康食品」には、科学的根拠に基づく統一した安全な一日摂取目安量が設定されていないが、いずれの銘柄にも通常の食生活では食経験のない量のα-リポ酸が含まれていた。また、α-リポ酸の表示量が間違っていた銘柄、胃の中で溶けにくいと思われる銘柄がみられた。

商品名:両手鍋

経緯及びテスト依頼内容

景品でもらった両手鍋で調理をしたところ、金属が溶けたような異臭がして使用できない。においの原因と鍋からの溶出物について調べてほしい。

テスト結果の概要

モニターテストの結果、苦情品自体とお湯を沸かしたときのにおいは食品に由来するものと考えられ、どうにか感知できる程度であり、不快というものではなかった。溶出試験の結果、重金属、過マンガン酸カリウム消費量ともに限度内であり、問題なかった。

商品名:スチームアイロンとアイロン台

経緯及びテスト依頼内容

スチームアイロンを使用しズボンにスチームしたところ、アイロン台をスチームが通り抜け、右膝の上約6センチの大腿部にスチームがあたり、直径約8センチの円形の範囲にやけどをした。アイロン台をスチームが通り抜ける状態、及びアイロン台の裏側の温度を調べてほしい。

テスト結果の概要

使用者がズボン又はスカートをはいてアイロンをかける状態を想定し、アイロン台下のズボン又はスカートに見立てた布表面の温度を測定した結果、瞬間的に最高94℃になることがあった。また、皮膚に触れる布裏面では瞬間的に最高で70℃程度になることがあった。このことからアイロン台の裏側に大腿部を入れてアイロンのスチームを使用するとやけどすることが考えられた。

商品名:アルミホイール

経緯及びテスト依頼内容

日差しが強い日に、車のアルミホイールに日光が当たり、その反射で近くにあった散水ホースが焦げた。アルミホイールの日光の反射による火災の危険性がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情同型品のアルミホイールは、ディスク面がクローム加工され、中央がくぼんで凹面鏡と同様の状態であり、太陽の反射光が収れんする場所にあった散水ホースが燃えることが確認できた。このアルミホイールの場合、晴天で日射量が多い状況で太陽高度が28度以下になる時間帯に、太陽の反射光が収れんする場所に可燃物があると、火災になる危険性がある。

商品名:自転車

経緯及びテスト依頼内容

ハンドル中央に幼児用座席を装備した自転車を購入し使用していたところ、突然前輪スポークが4本外れた。スポークが外れた原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

スポークの外れは車輪内側のリムに取り付けるためのニップル(スポークとリムを接続する部品)が破断したことに起因する。ニップルの破断要因として、ニップルの頭の直径がJISの規定よりも小さいことやリムの穴の端部にばりがあったこと等が考えられる。



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