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[2008年10月16日:公表]

つけ爪による危害−かぶれ、やけど、カビが生えることも−

 指先のおしゃれとして「つけ爪」が人気である。ネイルサロンも身近な存在になり、雑貨店などでは自分でつけ爪をするための様々な用具も購入できる。一方で、つけ爪による危害情報も少なからず寄せられている。8月には、女子プロゴルファーがつけ爪と共に自分の爪(以下、自爪)をはがすというニュースも報道された。

 そこで、つけ爪に関する危害の内容と注意事項をまとめた。


危害情報システムに寄せられた件数

 危害情報システムには「つけ爪」に関連した相談が少なくとも38件寄せられている。PIO-NETにはサロン等でのつけ爪の施術に関する危害情報が24件、つけ爪の用具等による危害情報が8件、病院危害情報にも6件寄せられている(2008年10月1日現在、件数については本調査のため事例を確認したものである)。



危害事例

【事例1】
 ネイルショップでつけ爪をつけてもらったが、2日後から左手第3指が腫れ出し化膿した。内科を受診し抗生物質を飲んでいる。
(相談受付年月:2007年6月 40代 女性 給与生活者)
【事例2】
 日用雑貨量販店で購入したつけ爪用瞬間接着剤。容器に半分くらい残っていた状態で蓋を開けたら、中蓋がくっついていて液が飛散した。じゅうたんから白煙があがり、履いていたジーパンの右太ももに痛みを感じたので見ると皮膚がただれていた。
(相談受付年月:2008年8月 40代 女性 家事従事者)


事業者への要望

  • つけ爪を含むネイル関連の施術サービスを業として行うことに規制はないが、使用する用材には取扱いに注意の必要な化学物質も多く、安易な施術により爪や皮膚を損なうこともあるので、一定の水準以上の設備と知識・技術を確保していくことが重要である。
  • 市販されているつけ爪用品についても表示義務はないが、中には化学やけどや引火の危険性のある物質もある。具体的な注意表示、成分の表示等をしっかり行ってほしい。


消費者へのアドバイス

  • つけ爪は爪にとっては負担がかかるものである
  • つけ爪用の接着剤や用材はかぶれや化学やけど、引火に注意
  • 施術時の衛生管理はしっかり行う、異常を感じたらすぐに受診
  • サロン選びにも注意
  • 時々は爪を休ませる


情報提供先

内閣府 国民生活局 総務課 国民生活情報室
経済産業省 商務情報政策局 製品安全課
厚生労働省 健康局 生活衛生課
厚生労働省 医薬品局 監視指導・麻薬対策課




本件連絡先 商品テスト部危害情報室
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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