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[2008年10月14日:公表]

注意! 幼児用玩具による浴室での事故−人気玩具で深刻なけが、2件−

 幼児が人形にシャワーを浴びせるおもちゃのシャワーを支える支柱部分が原因となった深刻な事故が2件寄せられた。事故の重篤性にかんがみ、同種事故の再発を防止する観点から緊急に情報提供することとした。


事例

【事例1】
 父親が娘の体を洗おうとして立たせたところ、娘が滑ってしまい、浴室内に置いてあった玩具に尻もちをついた。そのとき、玩具のシャワーを支える支柱部分が膣に入り、内部を裂傷する大けがをした。母親が浴室に駆けつけたときは大量に出血していた。
 病院で医師から「大変なことです」といわれ出血がおさまるまで1週間入院した。1週間後に退院したが、自宅に向かう車中で大量出血し、医師の指示により救急車にて即刻病院に戻り、全身麻酔をかけて手術を受けた。現在、経過観察中だが、とても心配である。
(事故発生年月:2008年9月、女児、4歳、東京都)
【事例2】
 母親と入浴中の女児(当時3歳6か月)が、風呂の淵の部分に乗って遊んでいたところ、滑って浴室の床に置いていた玩具の上に座った格好になった。肛門に同玩具のシャワーを支える支柱部分が9センチくらい入り、括約筋などを切創した。切創部分の縫合手術を行い8日間入院した。
(事故発生年月:2007年7月、女児、3歳6か月、宮城県)


メーカー名、商品名など

・メーカー名
パイロットインキ株式会社
愛知県名古屋市昭和区緑町三丁目17番地
・商品名
メルちゃんのバスタブ(STマーク付)
・出荷数量
297,667個(平成12年2月以降、平成20年10月までの出荷数量)


問題点

 けがの部位は異なるものの重篤な事故につながるおそれがある。本件玩具は主に浴室で遊ぶと思われるが、浴室という事故の多い場所で、しかも幼児を対象とした玩具であることから、徹底した安全設計が望まれる。



メーカーの対応

 国民生活センターからの事故情報の提供等をもとに、本日10月14日15時、同玩具の自主回収・交換を発表するとしている。




本件連絡先 商品テスト部危害情報室
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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