[本文へ] 消費生活・消費者問題に関する事例や対処方法を紹介しています。

現在の位置 : トップページ > 注目情報 > 発表情報 > シートベルトのロック機構にご注意

[2008年3月24日:公表]

シートベルトのロック機構にご注意

 乗車中シートベルトで遊んでいた子どもがシートベルトに絡められたため、はずそうとしたところ緩まず、逆に強く締まり続けて窒息しそうになったという事例が寄せられた。事故はいずれもチャイルドシート固定機能付きのシートベルトで起こった。


問題点

 チャイルドシート固定機能付シートベルトは、手持ちのチャイルドシートを簡単・確実に取り付けるために便利なものである。一方で、事故を起こした消費者は、当該シートベルトがチャイルドシート固定機能付シートベルトであることも、ベルトを全部引き出すとロックがかかり巻き込み方向にしか動かなくなり引き出せなくなるという特徴があることも知らなかった。取扱説明書には注意の記載があり、業界団体による広報活動も行われているが、同種の事故が複数件、最近になっても発生しており、この機構の存在や特徴が周知されておらず、取り扱いによっては危険が生じる場合がある点が消費者へ伝わっていないと思われる。



消費者への注意

  • チャイルドシート固定機能付シートベルトの特徴を知り、保護者は子どもによく注意をする。
  • 車内の事故を防ぐための基本的な注意として、走行中はシートベルトで身体を拘束する、子どもにはシートベルトで遊ばないようにしつけを行う、親は車内に子どもを単独で残して車から離れない、などを徹底する。


業界への要望

  • 業界団体や自動車メーカーの注意喚起が消費者に周知されているとは言いがたいため、より一層の注意喚起や啓発を望む。
  • 取扱説明書だけでなくシートベルト本体に、子どもにもわかるような具体的な注意表示を行うことを要望する。
  • 製造メーカーには、ALRが解除される位置の再検討など安全性向上に向けた構造や機構について更なる研究開発を望む。
  • 販売店(ディーラー等)に対しても、メーカーと協力して消費者に情報を伝えていくことを望む。


要望先

社団法人 日本自動車工業会
社団法人 日本自動車部品工業会
社団法人 日本自動車販売協会連合会
社団法人 日本中古自動車販売協会連合会



情報提供先

内閣府 国民生活局 消費者調整課
国土交通省 自動車交通局 安全政策課
警察庁 総務課 広報室
経済産業省 商務情報政策局 製品安全課




本件連絡先 相談調査部危害情報室
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。PDF形式の閲覧方法について


発表情報トップページへ

ページトップへ