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[2008年3月6日:公表]

今月の原因究明テスト実施状況(2008年1月分)

 2008(平成20)年1月の原因究明テストの受入件数は6件であった。受け入れの6件は、国民生活センター各部から依頼のもの1件、消費生活センター及び行政機関から依頼のもの5件であった。商品分類別の内訳は住居品5件、教養娯楽品1件である。今年度の受入件数の累計は47件となった。

 テストを実施し回答した件数は4件であった。実施・回答した4件は、国民生活センター各部から依頼のもの2件、消費生活センター及び行政機関から依頼のもの2件であった。商品分類別の内訳は住居品2件、教養娯楽品2件である。今年度の実施件数の累計は46件となった。


テスト受入状況

テスト受入件数(( )内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター 0 (1) 1 (4) 0 (1) 0 (0) 0 (1) 0 (2) 0 (2) 0 (0) 1 (11)
消費生活センターおよび行政機関 0 (0) 4 (17) 0 (0) 0 (0) 0 (2) 1 (12) 0 (4) 0 (1) 5 (36)
その他 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0)
0 (1) 5 (21) 0 (1) 0 (0) 0 (3) 1 (14) 0 (6) 0 (1) 6 (47)

テスト受入商品等

商品名:電気ジャーポット

経緯及びテスト依頼内容

電気ジャーポットの内蓋のネジが外れ、ネジ穴から白い粉が出てくるようになった。この粉が何であるか、また、有害なものではないか調べてほしい。

商品名:土鍋

経緯及びテスト依頼内容

土鍋の縁部分と側面から黒い液状のものが出てきて、食品と思えない味がした。鉛等が含有していないか調べてほしい。

商品名:土鍋

経緯及びテスト依頼内容

調理中土鍋の縁から黒ずんだ液が出てきて、食品と思えない味がしたとのこと。鉛等が溶け出したりしていないか調べてほしい。

商品名:IH対応のフライパン

経緯及びテスト依頼内容

IH対応のフライパンをガスコンロにかけ、調理しようとし、持ち上げたところ底が抜けた。危険なので底が抜けた原因を調べてほしい。

商品名:電子レンジ用ゆで卵調理器

経緯及びテスト依頼内容

電子レンジ用ゆで卵調理器に卵4個を入れ、電子レンジにかけたところ、調理器の上半分と卵が飛び散り、オーブン用の加熱ヒーターが損傷した。電子レンジゆで卵調理器に問題ないか調べてほしい。

商品名:携帯電話機

経緯及びテスト依頼内容

携帯電話機の液晶画面が映らなくなり、修理を依頼したところ、中が腐食しているので修理不能と言われた。腐食させるような使用はしていないので、腐食した原因を調べてほしい。



テスト実施状況

テスト実施件数(( )内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター 0 (1) 2 (2) 0 (1) 0 (0) 0 (1) 0 (1) 0 (2) 0 (0) 2 (8)
消費生活センターおよび行政機関 0 (0) 0 (15) 0 (2) 0 (0) 0 (4) 2 (12) 0 (5) 0 (0) 2 (38)
その他 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0)
0 (1) 2 (17) 0 (3) 0 (0) 0 (5) 2 (13) 0 (7) 0 (0) 4 (46)

テスト結果の概要

受入月:2007年12月
商品名:電動リクライニングベッド

経緯及びテスト依頼内容

電動リクライニングベッドで4歳の幼児が首を挟まれ窒息死した。商品に問題がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品は、リモコンの下降ボタンに使用過程で強い力が加わるなどしたため、スイッチ内部のドーム状金属板がスイッチONとなる寸前まで変形し、元に戻らない状態となっており、リモコンを裏向きに置いてボタンにリモコンの自重が加わった場合や、僅かな動きや振動が加わった場合に通電して誤作動し、マットが下降することがあった。さらに、リモコンや本体に電源の入・切のスイッチが無く待機状態であったことや、マットとヘッドガードの間に挟まれた場合の挟み込み力が著しく大きく、幼児の力では脱出できないこともあってマットの下に潜りこんでいた幼児の首が挟まり死亡事故となったものと考えられる。

受入月:2007年11月
商品名:ガリレオ温度計

経緯及びテスト依頼内容

「ガリレオ温度計が割れ、中身の液体で化学やけどした」という相談事例が寄せられた。パラフィンオイルなど皮膚障害を起こす可能性のある溶剤が用いられていたらしい。そこで、ガリレオ温度計に使われている液体の組成分析等を調査してほしい。

テスト結果の概要

8銘柄のガリレオ温度計について、1銘柄は水を主成分とするものと考えられたが、多くの銘柄からは石油系のドライクリーニング溶剤(工業ガソリン)や灯油にも含まれている成分が検出された。これらの液体が数時間程度皮膚や衣服に付いたままにしておくと化学やけどを起こす危険性があると考えられた。

受入月:2007年11月
商品名:携帯電話機

経緯及びテスト依頼内容

2カ月前に購入した携帯電話機の充電ができなくなった。修理を依頼したところ、基板の腐食が原因というが、そのような覚えがない。腐食した原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

調査の結果、内部に液体が付着して乾いたようなシミがあった。これらのシミが付着していた部位や構造から判断して、いずれも外部から液体が浸入したものと推定された。また、付着物の色から判断すると浸入した液体は緑色であったものと考えられたが、電池やその他の電子部品に破裂などの破損個所がなかったことから、液体は製品由来のものではないと推定された。

受入月:2007年10月
商品名:携帯電話機

経緯及びテスト依頼内容

8カ月前に購入した携帯電話機が突然通話不能となった。修理を依頼したが基板の腐食が原因という。水濡れの覚えがないので、腐食した原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

調査の結果、操作部の内部の基板に白い付着物があった。付着物があった部分の電子部品の表面は発熱したように荒れており、その端子に使用されていたハンダが一部溶着・溶失するなどの異状があった。しかし、この部分を含めてどの部位にも水濡れの痕跡がなく、水濡れによる基板の腐食もなかった。
白い付着物は微量で成分を分析できなかったが、使用不能の状態に至った直接の原因は、付着物があった部分の電子部品が発熱を伴い破損したためと考えられる。



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