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[2008年3月6日:公表]

1万円以下の絹(シルク)100%表示のふとん

目的

 絹のふとんは、「冬あたたかく、夏涼しく、蒸れない」などをうたって販売しているものも多く見受けられ、比較的高価な素材と思われてきたが、最近では低価格のものも販売されている。

 昨年「中綿シルク100%の布団と表示された布団におけるシルク(絹)の繊維の混用率」に関して公正取引委員会より原因究明テスト依頼があった。調査した結果、混用率は100%を大きく下回るものであったため、「不当景品類及び不当表示防止法(以下、「景品表示法」という。)」の優良誤認等によって、排除命令がなされた。また、ふとんは「家庭用品品質表示法(以下、「家表法」という。)」の「繊維製品品質表示規程(以下、「繊維規程」という。)」にも混用率の許容範囲が定められているが、テスト依頼品はこれも満たしていなかった。

 上記の通り絹の混用率がかなり低かったこと、また、テスト依頼品以外にも低価格で詰物(中綿)が絹100%表示のふとんが通信販売等で販売されていたことから、公正取引委員会から依頼のあった同じ銘柄を再度購入し、合計5銘柄の絹の割合についてテストし情報提供することとした。

テスト結果

1)混用率

  • 詰物の混用率は、2銘柄で家表法の繊維規程に定められた組成表示の許容範囲外であり、問題があると考えられる
  • 1銘柄で側地の混用率が表示と異なっており、問題があると考えられた

2)その他の表示

  • 表示者の連絡先がないものがあり家表法に抵触していた

業界への要望

  • 混用率を調べた結果、家表法に抵触すると考えられるものがあった。またその他表示に問題のあるものもあった。法律に従った正しい表示を行うよう改善を要望する

行政への要望

  • 絹100%表示をしているにも関らず、家表法の繊維規程の許容範囲を超えて絹の割合が少ないものがあり、家表法に抵触すると考えられるものがあった。また、これは誤認される表示であると思われるため、改善するよう指導を要望する

要望先

経済産業省 商務流通グループ 製品安全課
公正取引委員会事務総局 経済取引局 取引部 景品表示監視室
社団法人 日本通信販売協会
全日本寝具寝装品協会

情報提供先

内閣府 国民生活局 消費者調整課
経済産業省 商務流通グループ 消費経済政策

業界の意見 ※2008年4月3日 追加

「メディアプライス」より

 このたび弊社が中国より輸入・販売いたしました「シルク肌掛け布団」におきまして、一部商品のシルクが、100%に満たない商品であったこと、またラベルに記載する品質表示方法において、一部適正でない表現があったことが判明いたしました。ご購入いただきましたお客様には大変ご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。

 つきましては販売期間内に対象商品をご購入いただいたお客様には、公的機関においてシルク100%であることが証明され、適正表示された商品を準備が出来次第、ご連絡のうえお送りさせていただきます。

 弊社では、二度とこのような事態が発生しないようリスク管理体制を強化し、製品品質管理を徹底してまいります。

(株)メディアプライス


本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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