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[2007年11月9日:公表]

自費出版に関する相談が増加−作品をほめられても、安易に契約しない−

実施の理由

 自分の書いた詩や小説、自分で撮影した写真などを本にまとめたいという人が、自分で費用を負担して本を出版する自費出版*に関する相談が増加している。

 自費出版に関する相談は、「自分の作品をほめられて気持ちが高揚して契約をしたが、あとから考え直して解約をしたい」「出版の契約がきちんと履行されない」などがある。自分の作品を出版することに興味を持っている消費者が、事業者の主催するコンテストに応募したり、広告を見て問合せをするなど、消費者のアクセスが契約のきっかけとなっているケースが多いが、事業者が作品をほめて、消費者の気分を高揚させて勧誘している場合も少なくない。消費者は、出版に関する知識が必ずしも十分ではないため、契約するにあたっては注意が必要である。

 そこで、トラブルの未然防止・拡大防止のため情報提供を行うこととする。

*自費出版のほかに、事業者と消費者が共同で費用負担をする共同出版の相談も含む。自費出版、共同出版の明確な定義付けが困難なため、消費者が自費出版、共同出版と申し出たものや、消費者が費用を負担して本の発行を行っている相談が今回の分析の対象となっている。



相談件数

 PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、2002年度以降706件の相談が寄せられており、年々増加している。2007年度は9月末日現在で、前年同期の約2倍の130件の相談が寄せられている。



問題点

  1. (1)消費者の感情に乗じて、契約を勧め、契約に至るようなケースがある
  2. (2)契約時に金額の内訳が不明瞭な場合がある
  3. (3)約束どおりに本が出来上がらない
  4. (4)契約の履行状況が確認できない


消費者へのアドバイス

  1. (1)簡単に本が売れるわけではないので、冷静な気持ちで考えること
  2. (2)複数の事業者から見積りをとり、金額や契約内容を比較する
  3. (3)契約内容が履行されているかどうか、早めに事業者に確認する
  4. (4)最寄りの消費生活センターに相談する



本件連絡先 情報分析部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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