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[2006年11月8日:公表]

今月の原因究明テスト実施状況(2006年9月分)

 2006(平成18)年9月の原因究明テストの受入件数は1件であった。受け入れの1件は、消費生活センター及び行政機関から依頼のものであった。商品分類別の内訳は、住居品1件である。今年度の受入件数の累計は24件となった。

 テストを実施し回答した件数は6件であった。実施・回答した6件は、国民生活センター各部から依頼のもの1件、消費生活センター及び行政機関から依頼のもの5件であった。商品分類別の内訳は住居品1件、保健衛生品1件、教養娯楽品2件、車両・乗り物2件である。今年度の実施件数の累計は25件となった。


テスト受入状況

テスト受入件数(( )内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター 0 (1) 0 (1) 0 (0) 0 (0) 0 (1) 0 (2) 0 (0) 0 (0) 0 (5)
消費生活センターおよび行政機関 0 (2) 1 (9) 0 (0) 0 (0) 0 (2) 0 (2) 0 (4) 0 (0) 1 (19)
その他 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0)
0 (3) 1 (10) 0 (0) 0 (0) 0 (3) 0 (4) 0 (4) 0 (0) 1 (24)

テスト受入商品等

商品名:踏台

経緯及びテスト依頼内容

踏台を購入して使用したところ、天板が沈んで転倒し右足首、膝、右手首を怪我した。強度等に問題がないか調べてほしい。



テスト実施状況

テスト実施件数(( )内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター 0 (1) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 1 (1) 0 (0) 0 (0) 1 (2)
消費生活センターおよび行政機関 0 (3) 1 (9) 0 (0) 0 (3) 1 (1) 1 (2) 2 (5) 0 (0) 5 (23)
その他 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0)
0 (4) 1 (9) 0 (0) 0 (3) 1 (1) 2 (3) 2 (5) 0 (0) 6 (25)

テスト結果の概要

受入月:2006年7月
商品名:塗箸

経緯及びテスト依頼内容

100円ショップで購入した塗箸を1週間使用していたところ、右手指と右唇が赤く腫れた。箸の塗装に問題がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情同型品の塗膜を熱分解ガスクロマトグラフィー/質量分析法により分析したところ、主な熱分解生成物は無水フタル酸であることが分かった。無水フタル酸はポリエステル樹脂の主原料として用いられることから、塗膜はポリエステル樹脂であると推測された。また、苦情同型品には「漆塗箸」、「天然漆塗装」という表示があったため、漆による接触皮膚炎の原因とされるウルシオールを分析した結果検出されず、漆塗膜ではないことが分かった。相談者のかぶれの原因は不明である。

受入月:2006年7月
商品名:ヘアードライヤー

経緯及びテスト依頼内容

ヘアードライヤーのスイッチを入れた途端、本体とコードの付け根から発火し、腹部をやけどした。発火した原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品はドライヤー本体と電源コードの境目(コードブッシング)部分に急峻な曲げ(強く曲げられたことによる)応力などの負荷がかかったことが原因で被覆が損傷し、導線同士が接触し短絡(ショート)したものと考えられる。なお、導線が短絡した際に大きな電流が流れ、導線が溶断した際に火花とともにその一部が飛散したものと考えられる。

受入月:2006年7月
商品名:シュレッダー

経緯及びテスト依頼内容

使用していたシュレッダーに2歳8か月の女児が指を挟んで9本切断した。指を挟んだ原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

投入口が乳幼児の手が届く高さにあること、乳幼児の指が投入口(センサー部)に入り細断部まで届くこと、乳幼児にとって引き込む力が大きいことなどが、指が切断された原因と判断される。

受入月:2006年5月
商品名:胡蝶蘭の水苔

経緯及びテスト依頼内容

胡蝶蘭の水苔の刺激臭で目や喉に異常を感じた。塩素臭とも思われたが、使用しているというダニ駆除剤によるにおいかどうか調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品からは「塩素・カルキ臭」が感じられると回答したモニターが多かったものの塩素は検出されなかった。また、苦情品と苦情同型品に殺ダニ剤の有効成分ジエノクロルの残留が認められたが、残留濃度の高い苦情同型品からは塩素臭等の刺激臭が感じられないこと、販売業者と同様に水苔を処理、放置したものからも塩素臭等の刺激臭が感じられないことから、ジエノクロルとにおいの関連はないと考えられた。これらの結果より相談者が目や喉に異常を感じた刺激臭は塩素又はジエノクロル以外の要因によるものと推察された。

受入月:2006年7月
商品名:折りたたみ自転車

経緯及びテスト依頼内容

走行中に突然チェーンが外れて転倒した。販売店が点検したが、再度走行中に外れた。危険なので、外れやすい原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品には、チェーンが外れたり転倒する原因となる問題点は確認されなかった。参考までに実施した「一度に6速→4速にシフトダウン操作」によりチェーンが外れる現象が生じたことから、このような操作がチェーンが外れた原因の一つであった可能性が考えられる。

受入月:2006年8月
商品名:電動自転車

経緯及びテスト依頼内容

電動自転車のバッテリー充電後に、充電器のバッテリー接続用プラグを抜いたら火を噴きマットが焦げた。火を噴いた原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

苦情品のバッテリー側コネクタ(プラグ)を観察した結果、ピンの間の樹脂が炭化し、メッキが剥げてピンの切り込みの一部がつながっていた。火花の飛んだ形跡もあり、40V近い電位差のあるピンとピンをつなぐように、何らかの導電体(電気が流れるもの)が接触し短絡(ショート)して、高温となってピンの先端が溶融するとともに、コネクタ底部の樹脂が燃えたものと考えられる。



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