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[2006年1月10日:公表]

今月の原因究明テスト実施状況(2005年11月分)

 2005(平成17)年11月の原因究明テストの受入件数は2件であった。受け入れの2件は、すべて消費生活センターおよび行政機関から依頼のものであった。商品分類別の内訳は、教養娯楽品1件、車両・乗り物1件である。今年度の受入件数の累計は32件となった。

 テストを実施し回答した件数は4件であった。実施・回答した4件は、すべて消費生活センターおよび行政機関から依頼のものであった。商品分類別の内訳は教養娯楽品3件、車両・乗り物1件である。今年度の実施件数の累計は30件となった。


テスト受入状況

テスト受入件数(( )内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター 0 (1) 0 (2) 0 (0) 0 (0) 0 (1) 0 (0) 0 (1) 0 (0) 0 (5)
消費生活センターおよび行政機関 0 (1) 0 (10) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 1 (9) 1 (5) 0 (2) 2 (27)
その他 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0)
0 (2) 0 (12) 0 (0) 0 (0) 0 (1) 1 (9) 1 (6) 0 (2) 2 (32)

テスト受入商品等

商品名:携帯電話充電用アダプター(車用)

【苦情の内容】

自動車用の携帯電話充電用アダプターの携帯に差し込む部分を操作するつめが数回の使用で折れた。代替品も同様の箇所が10ヶ月の使用で破損した。

商品名:幼児用自転車

【苦情の内容】

展示されていた幼児用自転車を販売店で補助輪を調整してもらい購入した。2週間位で補助輪が曲がってきて、乗車していた3歳児が転倒し骨折した。メーカーは幼児用自転車を交換してくれたが、また補助輪が1週間で曲がり始めた。



テスト実施状況

テスト実施件数(( )内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター 0 (2) 0 (2) 0 (0) 0 (0) 0 (1) 0 (2) 0 (1) 0 (0) 0 (8)
消費生活センターおよび行政機関 0 (1) 0 (8) 0 (0) 0 (0) 0 (1) 3 (5) 1 (5) 0 (2) 4 (22)
その他 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0)
0 (3) 0 (10) 0 (0) 0 (0) 0 (2) 3 (7) 1 (6) 0 (2) 4 (30)

テスト結果の概要

受入月:2005年8月
商品名:水着

【経緯及びテスト依頼内容】

スイミングスクールで使用していた男性用水着が、4ケ月で後身頃中心部が薄くなった。水着が薄くなった原因を調べてほしい。

【テスト結果の概要】

薄くなったところはポリウレタン糸が脆化し、ところどころで破断して、表面に飛び出し、白く粉を吹いたようになっていた。ポリウレタン糸の破断は、プール水の塩素によるものと判断されるが、苦情同型品(新品)のテストでは、一般のポリウレタン使用の水着と比べて、耐塩素性は特に劣るものではなかった。

受入月:2005年8月
商品名:玩具

【経緯及びテスト依頼内容】

乳幼児が玩具で遊んでいたところ、玩具に使用されていた不織布がほどけ繊維がのどまで入りこんでしまった。取り出すことはできたが、問題がないか調べてほしい。

【テスト結果の概要】

苦情品の不織布は、湿った指で遊んでいるときに、横方向の引っ張りや摩擦が加わったことにより、不織布表面が毛羽立ち、毛羽立った繊維同士が絡まって、繊維の固まりが生成され、それが口に入った可能性が考えられる。

受入月:2005年9月
商品名:風船つき玩具

【経緯及びテスト依頼内容】

銀色の風船のついた玩具で遊んでいた幼児が風船部分を舐めたようで、口の周りや指が銀色になっていた。舐めた銀色部分の成分について調べてほしい。

【テスト結果の概要】

蛍光X線分析による材質の定性及び、溶出試験時にはがれた銀色物質の定性結果より、幼児の口の周りや指についた銀色物質は主にアルミニウムであると考えられる。銀色が剥がれた面積から考えると、体内に入った可能性のあるアルミニウムはごく微量であり、また溶出試験で有害な物質の溶出も認められないことから、風船を舐めたことによる健康への影響はないと考えられる。

受入月:2005年7月
商品名:折りたたみ自転車

【経緯及びテスト依頼内容】

折りたたみ自転車で走行中、突然左ペダルが折れて転倒し左の手のひらを骨折した。ペダルの強度に問題がないか調べてほしい。

【テスト結果の概要】

JISの強度試験の結果、軸受け部の強度が不足していることがわかった。また、ペダルの中央部に力がかかった状態での使用を想定したJISの静荷重試験では問題がなかったものの、ペダルの先端部分に力がかかった場合はロック部のツメ及び円盤部の基部(根元)に力が集中して、55〜59kgf程度の力でも破損した。これは通常の使用においてもかかり得る力の大きさである。このことから、ペダルへの足の置き方によっては通常の使用においても破損する可能性があるといえる。



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