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[2005年10月6日:公表]

今月の原因究明テスト実施状況(2005年8月分)

 2005(平成17)年8月の原因究明テストの受入件数は5件であった。受け入れの5件は、国民生活センター各部から依頼のもの1件、消費生活センターおよび行政機関から依頼のもの4件であった。商品分類別の内訳は、住居品1件、教養娯楽品3件、車両・乗り物1件である。今年度の受入件数の累計は21件となった。

 テストを実施し回答した件数は3件であった。実施・回答した3件は、国民生活センター各部から依頼のもの1件、消費生活センターおよび行政機関から依頼のもの2件であった。商品分類別の内訳は住居品1件、土地・建物・設備1件、車両・乗り物1件である。今年度の実施件数の累計は18件となった。


テスト受入状況

テスト受入件数(( )内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター 0 (1) 0 (2) 0 (0) 0 (0) 0 (1) 0 (0) 1 (1) 0 (0) 1 (5)
消費生活センターおよび行政機関 0 (1) 1 (5) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 3 (5) 0 (3) 0 (2) 4 (16)
その他 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0)
0 (2) 1 (7) 0 (0) 0 (0) 0 (1) 3 (5) 1 (4) 0 (2) 5 (21)

テスト受入商品等

商品名:ガスコンロ

【苦情の内容】

ガスコンロに鍋を置き点火した途端、大きく火が上がり左腕の袖に引火、大やけどを負った。

商品名:水着

【苦情の内容】

スイミングスクールで使用していた男性用水着が、4ケ月で後身頃中心部が薄くなった。

商品名:目覚まし時計

【苦情の内容】

コンセントに差し込むタイプの目覚まし時計が熱くなる。

商品名:玩具

【苦情の内容】

乳幼児が玩具で遊んでいたところ、玩具に使用されていた不織布がほどけ繊維がのどまで入り込んでしまった。

商品名:普通自動車

【苦情の内容】

中古で購入した普通自動車が、走行中に左にハンドルがとられ危険である。



テスト実施状況

テスト実施件数(( )内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター 0 (2) 1 (2) 0 (0) 0 (0) 0 (1) 0 (2) 0 (0) 0 (0) 1 (7)
消費生活センターおよび行政機関 0 (1) 0 (4) 0 (0) 0 (0) 0 (1) 0 (1) 1 (3) 1 (1) 2 (11)
その他 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0)
0 (3) 1 (6) 0 (0) 0 (0) 0 (2) 0 (3) 1 (3) 1 (1) 3 (18)

テスト結果の概要

受入月:2005年4月
商品名:ほ乳瓶

【経緯及びテスト依頼内容】

1歳児にほ乳瓶でミルクを与えていたところ、目を離している間にミルクを飲み終わり、ほ乳瓶の底がこなごなになっていた。ほ乳瓶が割れた原因を調べてほしい。

【テスト結果の概要】

外観調査から、ほ乳瓶の底角部に外側から何らかの物理的な衝撃が加わり、起点となる底部にクラックを生じ、後に胴部までクラックが進行したものと考えられる。また、苦情同型品について熱衝撃試験(JIS)や 落下衝撃試験、洗浄・薬液消毒の繰り返し試験(100回)を行なったが、割れやひび等を生じなかった。なお、苦情品の破損状態から事故時の状況を推測すると、ほ乳瓶底部の傷を起点とするクラックが使用中に生じ、最終的な破損に至ったのではないかと考えられる。

受入月:2005年5月
商品名:温水洗浄式便座

【経緯及びテスト依頼内容】

温水洗浄式便座の便座と水温の温度調節が不能となり、便座が高温状態になってしまう。やけどの危険がないか調べてほしい。

【テスト結果の概要】

苦情品の便座温度及び洗浄水温度の調節が不能となった原因は、内部の温度調節ボリュームの付いた操作基板に水分が浸入したことによりボリューム周囲が腐食したための電気的トラブルと考えられる。便座温度調節ボリュームが「切」の場合において、最も温度が高い箇所は43.5℃に達したものの、JIS基準値(30〜45℃)内であり、参考にした医学研究論文から判断しても低温やけど等の危険性は少なかった。また、洗浄水温度も40.7℃でやけどの危険性があるとは言えなかった。

受入月:2005年6月
商品名:原動機付自転車

【経緯及びテスト依頼内容】

2ケ月ほど前に購入した原動機付自転車のオートロックを解除するときに鍵が中ほどから折損した。有償でシリンダーを交換し使用していたが、後日、始動するときに、また鍵が折損してしまった。鍵が折損した原因を調べてほしい。

【テスト結果の概要】

苦情品の材質やその強度は、他のメーカーの鍵等と比べ差異はなかった。モニターテストでは「差し込む際に引っ掛かりがあり操作しづらい」との意見もあった。折損した原因としては、メインスイッチに差し込む際に鍵が引っ掛かり、正常に差し込まれていない(メインスイッチが回せない)状態で回したことなどから、細くなっている鍵山にクラックが発生するような力が加わり、さらに、使用を続ける過程で変形を伴うような力が加わり最終的に折損に至ったものと考えられる。



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