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[2005年10月6日:公表]

最新の訪販リフォームに係る苦情相談の現状と国民生活センターの対応

はじめに

 住宅リフォーム(補修・改修)に関しては、高齢者や判断力の不十分な人が狙われるなど、悪質な事業者による消費者トラブルが社会的に大きな問題となった。

 こうした状況を受け、7月13日に関係省庁担当課長会議において「悪質住宅リフォームに関する消費者トラブルへの対応策について」がとりまとめられ、国民生活センターにおいても、訪問販売によるリフォーム工事(以下「訪販リフォーム」)問題の重要性に鑑み、7月20日に消費者への注意喚起等を目的とした「訪販リフォームに係る消費者トラブルについて−悪質業者による深刻なトラブルが続発−」の公表など各種の情報提供に努めてきた。

 その後、対応策の実効性向上のため、9月16日に開催された消費者政策会議関係委員会議において「悪質住宅リフォーム問題への対応」を決定するなど問題改善に向けた動きがさらに進められている。

 今回は、最新の訪販リフォームに係る苦情相談の現状と国民生活センターの取組みについて情報提供する。



PIO−NETにみる最近の相談件数の動向

(1) 概況

  • 訪販リフォームに関する相談総件数(1995年度〜2005年度上期。2005年9月末日までの入力分)は67,831件。
  • 2005年度上期(4〜9月)にPIO-NETに登録されたのは対前年同期比約1.5倍の4,135件。
  • 2004年度と2005年度の相談件数を四半期毎に比較すると、第1四半期が対前年同期比1.22倍、第2四半期は2.35倍と急増。

(2) 判断不十分者契約に関する件数

  • 2005年度に入って顕著な伸びを示し、上期の対前年同期比は約2.5倍。
  • 2004年度と2005年度の相談件数を四半期毎に見ると、第1四半期は1.99倍、第2四半期は3.47倍と急増。

(3) 次々販売に関する件数

  • 2005年上期の対前年同期比は約2.4倍。
  • 2004年度と2005年度の相談件数を四半期毎に見ると、第1四半期は1.83倍、第2四半期は3.62倍と急増。


国民生活センターにおける対応

 国民生活センターではこれまで、訪販リフォームに関するトラブルの問題点の調査・分析や広報・啓発を行い、広く情報提供してきたが、2005年度上期の相談件数は前年同期を大幅に上回っており、また判断不十分者による契約も急増している。また、「アスベスト」や「耐震補強」を口実としてリフォームを迫るなど、悪質な事例もみられる。9月16日開催の消費者政策会議関係委員会議では、「悪質住宅リフォーム問題への対応」を決定したところであり、国民生活センターとしても相談・調査、広報・啓発を主に対応を進めていくこととしている。




本件連絡先 企画調整課
電話 03-3443-6284

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