[本文へ] 消費生活・消費者問題に関する事例や対処方法を紹介しています。

現在の位置 : トップページ > 注目情報 > 発表情報 > 今月の原因究明テスト実施状況(2004年10月分)

[2004年12月3日:公表]

今月の原因究明テスト実施状況(2004年10月分)

 2004(平成16)年10月の原因究明テストの受入件数は1件であった。受け入れの1件は、消費生活センターおよび行政機関から依頼のものであった。商品分類別の内訳は、教養娯楽品1件である。今年度の受入件数の累計は29件となった。

 テストを実施し回答した件数は5件であった。実施・回答した5件は、国民生活センター各部から依頼のもの1件、消費生活センターおよび行政機関から依頼のもの4件であった。商品分類別の内訳は、住居品3件、保健衛生品2件である。今年度の実施件数の28件となった。


テスト受入状況

テスト受入件数(( )内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター 0 (0) 0 (3) 0 (0) 0 (0) 0 (2) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (5)
消費生活センターおよび行政機関 0 (3) 0 (7) 0 (0) 0 (1) 0 (6) 1 (2) 0 (4) 0 (1) 1 (24)
その他 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0)
0 (3) 0 (10) 0 (0) 0 (1) 0 (8) 1 (2) 0 (4) 0 (1) 1 (29)

テスト受入商品等

商品名:鉄道模型の保管ケース

【苦情の内容】

鉄道模型をブック型の保管ケースに入れて保管しているが、保管ケースを開けると異臭がする。



テスト実施状況

テスト実施件数(( )内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター 0 (0) 1 (2) 0 (0) 0 (0) 0 (2) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 1 (4)
消費生活センターおよび行政機関 0 (3) 2 (7) 0 (0) 0 (0) 2 (6) 0 (1) 0 (6) 0 (1) 4 (24)
その他 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0) 0 (0)
0 (3) 3 (9) 0 (0) 0 (0) 2 (8) 0 (1) 0 (6) 0 (1) 5 (28)

テスト結果の概要

受入月:2004年6月
商品名:浄水器

【経緯及びテスト依頼内容】

半年位使い続けていると、蛇口シャワーの表面にピンク色のものが付着する。飲料水として衛生上に問題がないか調べてほしい。

【テスト結果の概要】

苦情品を使用した場合の水について微生物テストを実施した結果、一般の水道水の基準を満たしており、問題はなかった。なお、付着物から確認された酵母については、外部から付着したと考えられるので、内部の洗浄と同時に外部の手入れも行うことで、付着物が改善されると思われる。

受入月:2004年7月
商品名:粉ミルク用小分け容器

【経緯及びテスト依頼内容】

乳幼児が粉ミルク用小分け容器のキャップを口に入れて遊んでいたところ、咽頭に栓をする形でキャップがはまり込んでいた。その後自発呼吸はなく、意識は戻っていない。今後の事故防止のため、キャップの大きさや形等に問題がないか調べてほしい。

【テスト結果の概要】

キャップの外径や高さなど寸法を調べた結果、苦情品は苦情同型品、参考品2銘柄と同様に小さく、通過試験からもわかるように、乳幼児が誤飲した際に喉につまらせる危険性があることがわかった。また、苦情同型品等の外装には、「赤ちゃんの手の届かないところに保管して下さい」等の注意表示があるが、容器本体にも必要と考えられる。使用者は、誤飲を招かないよう注意して使うことが必要であるが、より安全性の高い商品づくりが製造者に望まれる。

受入月:2004年9月
商品名:フードプロセッサー

【経緯及びテスト依頼内容】

フードプロセッサーを使用中、食材が容器上部へ浮かび上がってきたので、蓋を完全に外し、素手で食材を容器下部へ押しやろうとしたところ、突然刃が回転し、受傷した。突然刃が回転した原因を調べてほしい。

【テスト結果の概要】

苦情品および参考品ともに、蓋が押され内部の二つ接点が同時に押されないと作動しない構造であった。また、 通常の使用状態を想定し繰り返して調べたが異常は確認できなかった。次に苦情品を分解して観察したが、スイッチ機構などに異物が挟み込まれているなどの異常は認められなかった。 スイッチ部分の動作を観察したが、参考品と同様に異常は認められなかった。以上のことから、どうして作動したかは原因が不明であった。

受入月:2004年9月
商品名:電気蚊取器

【経緯及びテスト依頼内容】

1年前に購入した電気蚊取器を使用したところ、本体の差込み口とコンセントがこげた。電気蚊取器に問題がないか調べてほしい。

【テスト結果の概要】

苦情品の外観や内部観察および抵抗値を測定した結果、異常は認められなかった。また、苦情品を12時間連続で使用したが問題はなかった。コンセントの焼損原因は、コンセント背面の電線接続に何らかの不具合があったためと考えられるが、焼損が著しいため原因は不明であった。

受入月:2004年6月
商品名:マスク

【経緯及びテスト依頼内容】

相談者はマスク装着前ににおいがきつかった。また就寝前にマスクをつけたら目、口に刺激があり息を吸い込んだら口の中が苦くヒリヒリした。この原因について調べてほしい。

【テスト結果の概要】

同型品と参考品についてモニターテストを行ったところ、苦情品および参考品1銘柄でにおいが気になるとした人が多かったが、装着していられないほどの刺激を感じる人はいなかった。においの成分分析では、苦情品と同型品でごくわずか酢酸が検出されたが、身体に影響を及ぼす濃度ではないと考えられる。苦情品、同型品および参考品において過酸化水素、蛍光増白剤、ホルムアルデヒドについて調べたが検出されなかった。以上のことから、目や口への刺激の原因は不明であった。



発表情報トップページへ

ページトップへ