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[2004年8月9日:更新]
[2004年7月21日:更新]
[2004年5月10日:公表]

飲み残し清涼飲料容器の破裂による事故!
−ペットボトルによる事故が増加−

実施の理由

 国民生活センター危害情報システムには、1998年度以降2003年度までに、清涼飲料容器の破裂に関する事故情報が34件寄せられている。2000年度以前はビンや缶入り飲料の破裂についての情報が目立っていたが、2001年度以降、ペットボトル入り飲料の破裂事故が寄せられ始めた。2001年度以降に寄せられた破裂事故24件のうち、ペットボトルによるものは9件で、容器内に飲料を飲み残した状態での事故であった。

そこで、最近目立ってきたペットボトル入り飲料の事故情報を中心に分析を行い、また、破裂事故が起こった場合にどのくらいの危険性があるのかについてテストを実施し、消費者に注意を呼びかけることとした。



結果・現状

 清涼飲料容器の破裂が原因でけがをしたという危害は19件あった。

 けがの内容は、擦過傷・挫傷・打撲傷9件(47.4%)が最も多く、続いて、刺傷・切傷4件(21.1%)であった。擦過傷・挫傷・打撲傷は9件全てが2001年度以降に事故が起こったもので、そのうち、ペットボトルによるものが最も多く4件であった。中には、治療期間3週間以上の重症事故もあった。

 また、テスト結果からは、飲料内に菌が混入することによって、ペットボトルの内圧が上昇し、ペットボトルの置かれた条件によっては破裂する可能性があることがわかった。



問題点

 もし開栓後に飲み残しが出た場合には、(1)条件によっては容器が破裂してけがをする可能性がある。(2)飲料は菌により発酵したり風味が落ちたりもするので、衛生上、決して望ましいものではない。

 また、市販のペットボトル入り飲料のラベルに見られる注意表示では、破裂事故の危険性が消費者に十分伝わらないと思われる。



今後の予定

業界団体へ、以下の点を要望する。

 市販のペットボトル入り飲料のラベルに見られる注意表示では、破裂事故の危険性が消費者に十分伝わらないと思われる。ペットボトルの破裂事故の原因や危険性が消費者にわかりやすく伝わるよう、商品ラベルの注意表示の内容をさらに改善し、宣伝などの広報活動においても、より一層の注意喚起をしてほしい。

 <要望先>
(社)全国清涼飲料工業会

行政機関などへ上記内容を情報提供する。

 <情報提供先>
内閣府国民生活局消費者調整課
経済産業省商務情報政策局消費経済部製品安全課
公正取引委員会事務総局取引部消費者取引課



本件連絡先 情報分析部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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