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[2004年2月5日:公表]

花粉などの捕集をうたったマスク

目的

 花粉症の患者数は年々増加傾向にあり、対策としてマスクを使用している人も多い。最近、従来の平面型をしたガーゼマスクのほか、不織布を使用したものや、密着性を高くするために立体型としたものなど様々なものが販売され、価格も異なっている。

 そこで、マスクに使用されている素材や形状などの違いで花粉等の捕集性能に違いはあるのか、また、表示に問題となるような記載がないか調べることとした。



結果

  • 花粉の捕集率は、素材(ガーゼや不織布)やフィルターの種類、価格の違いにかかわらず、いずれも99.5〜100.0%と高い値を示した
  • 花粉より極めて小さな粒子の捕集率は、一部の銘柄を除き特殊なフィルターを組み合わせた不織布マスクが高く、不織布やガーゼの単一素材のものは低かった
  • マスク自体の捕集率が高くても、装着するとマスクと顔の間に隙間ができて捕集率が約20%も低下する場合があり、マスクのフィット性が重要である
  • 花粉のほかに様々な粒子を対象としている銘柄があるが、それらはどの程度の効果があり、またどのように確認しているのか、表示が不明確なものであった


消費者へのアドバイス

  • マスク自体の花粉の捕集性能は、素材の違いにかかわらずいずれの銘柄でも高く、それらの性能を生かすには、マスクが顔にフィットしていることが重要である
  • 価格による花粉の捕集性能の差は見られず、安価なものでも十分であることがわかったので、自分の使い方に合ったものを選ぶとよい
  • 花粉などより小さな粒子の捕集には、不織布に特殊なフィルターが組み込まれているものを使用し、顔にフィットするものを選ぶとよい
  • 静電フィルターなどを使用したマスクは、洗濯により捕集性能が低下すると思われるので注意する


業界への要望

  • 消費者が自分に合ったサイズのマスクを選択できるよう、サイズの充実を要望する
  • 花粉のほかに様々な粒子を対象としている銘柄があるが、どの程度の効果があり、またどのように確認しているのか表示が不明確なので、正確な表示をするよう改善を要望する


行政への要望

  • 花粉のほかに様々な粒子を対象とした性能等の表示をしている銘柄があるが、消費者に誤認を与えるおそれがあるので、正確な表示をするよう改善の指導を要望する



本件連絡先:商品テスト部
電話 042-758-3165

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