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[2002年2月6日:公表]

生活関連サービス情報 健康管理食の宅配サービス調査結果
−利用システム、商品の基本的内容や相談への対応等−

実施の理由

 生活習慣病の増加が社会的な関心を集めている中、食生活と疾病の関係については多くの指摘がなされており、家庭での食事療法に利用できるような食材や食事セットの宅配サービスも行われている。平成6、7年には厚生労働省から「糖尿病者用宅配食品栄養指針」「食事療法用宅配食品栄養指針」がまとめられた。

 そこで今回は、生活習慣病予備軍とも言われる肥満の人などが健康的な意味でのダイエットに利用できるような商品までを含め「健康管理食」と呼ぶこととし、健康管理食の宅配サービスについて主な事業者の概要、利用システム、商品の基本的内容や利用者からの相談への対応などを、事業者へのアンケートを中心に調べた。



結果・現状

 業界の現状としては、一般家庭向けに食材等の宅配サービスを行っていた事業者が、これまでのノウハウを活かして健康管理食の宅配サービスも手がけるようになったケース(「総合食品宅配」)と、主に健康管理食を専門的に製造・販売する事業者(「健康管理食専業」)に大別できるが、健康管理食宅配サービスの事業者としてまとまった団体はないので全体としての把握は難しい。

 今回調査した業者に関しての主な結果は、

  1. (1)「総合食品宅配」はFCや支店が広がっており各地での利用が可能で、"宅配ママ"などがこまめに注文を受ける御用聞きスタイルが主だった。「健康管理食専業」も独自配達圏外でも配送業者の利用などにより全国的に利用できるところが多く、電話などによる継続契約が多かった。
  2. (2)商品の内容は「食事療法用宅配食品栄養指針に沿っている」というものから、健康管理を中心としたものまでさまざまだった。
  3. (3)商品の価格や形式は食材セットが最も割安で、調理済み密封パック、お食事セットなどになると1食1,000円を超えるものもみられた。
  4. (4)毎日の献立はあらかじめ決まっているが、献立数は365日日替わりになるところもあった。主食以外の品数は2〜8品程度。毎日配達が多かった。
  5. (5)栄養に関する相談は栄養士などが受ける体制になっていたが、苦情などその他の相談は専門窓口が少なかった。


問題点

 PIO-NET等の相談事例を見るとキャンセルや料金の支払に関するものが目立った。契約時には契約期間や解約等についてもさらに十分な説明が必要と思われる。

 商品内容については「○○の方へ」とあっても、各社の栄養設定はさまざまだったのでだれでもわかるような情報提供が必要であるとともに、利用者も利用の前には自分のニーズに合うかどうか十分な検討が必要。もし、食事療法に利用するならば事前に主治医にも相談することが望ましい。



報告書の入手方法

 報告書では詳細な「調査結果」を掲載。A4判、116ページ、定価 1,000円(消費税別)。

  • ※本報告書の有償配布は終了しました。



本件連絡先 総務企画部企画広報課
電話 03-3443-6284

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