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[2002年1月8日:公表]

次々と商品の契約をさせられた−高齢者の消費者トラブル−

実施の理由

 最近、高齢者の消費者トラブルが増加している。高齢者の消費者トラブルの特徴として、(1)訪問販売による勧誘時や購入時に多くの問題があること、(2)契約購入金額が他の年齢層に比べて高額であること(例えば、次々と商品の契約をさせられたというトラブルの場合、高齢者の平均契約購入金額は約 210万円だが、これは他の年齢層と比べておおよそ75万円高い)、(3)トラブルを自分で解決することがなかなか難しいこと、などが挙げられる。

 1人の消費者に業者(複数の業者の場合も含む)が商品等を次々と販売するというトラブルを「次々販売」と分類しているが、若者の「次々販売」は減る傾向にあるが、対照的に高齢者のそれは増える傾向にある。

 高齢者、特に年金生活者などの場合は経済的被害を受けるとダメージが大きく、回復がなかなか難しい。時には、深刻な事態を招きかねない。高齢者が安心して生活できるよう、被害を未然に防ぐことが大切である。

 今回、高齢者の「次々販売」のトラブルについて分析するとともに、国民生活センターで受付け解決した、60歳以上の「次々販売」で、高額なケース、深刻な事例を取り上げ、高齢者自身とその周囲にいる人達に対して被害の未然防止対策を講じるよう呼び掛けることにした。



内容

 高齢者の「次々販売」トラブルは、増加の一途をたどり、2000年度は6年前(キーワード新設)に比べ8.8倍に達している。トラブルを年齢層別に見ると、当初は若者に多く被害が見られたが、最近ではその比率は低下してきている(全体の約5割から4割弱へ)。逆に、高齢者の「次々販売」のトラブルは1割弱から2割強と増加している。

 最近のトラブルが多い商品としては、「ふとん類」「着物類」「屋根工事、増改築工事などの工事関係」「床下換気扇などの住居管理設備」「紳士録・名簿」などがある。平均契約購入金額は209万円、平均支払金額は183万7千円だが、各々6年間で30〜40万円程度増加している。

 またトラブルが多い商品に関する具体的な事例をいくつか紹介した。



消費者へのアドバイス

  1. (1)悪質業者は"優しい"仮面をかぶってあなたに近づく。
  2. (2)クーリング・オフ制度で解約できます。
  3. (3)被害に遭わないよう周囲の人も協力して。
  4. (4)成年後見制度の検討を。


相談窓口

最寄りの消費生活センター及び国民生活センターをご利用ください。




本件連絡先
消費者情報部
相談部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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