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[2002年1月8日:公表]

目薬とまちがえて他のものを点眼した!−容器が似ていて紛らわしい 50歳を過ぎ、特に高齢者は要注意−

実施の理由

 目薬ではないものをまちがえて点眼し、目に危害を受けたという情報が寄せられている。特に水虫薬など医薬品での事故が多い。容器の形状が似ている、ついうっかりしてしまったなどが原因だが、まちがえにくい容器にするなどの工夫があれば、事故は未然に防ぐことができると思われる。そこで、事故はどのように起こっているのか、防止するためには何が必要なのかをまとめ、事故を未然に防ぐため業界へ容器や表示を工夫することを要望し、消費者へ情報を提供することにした。



結果・現状

 1992年4月〜2001年11月末までに危害情報システムには48件の事故がある。そのうち、50歳以上の人の事故が44件と圧倒的に多い。

 48件中、医薬品による事故が37件、その他が11件だった。医薬品の種類で多いのは水虫薬23件、次いで皮膚用薬8件など。

 これら医薬品による主な危害内容は、角膜への障害11件、結膜への障害5件などである。多くは軽症だったが、中等症2件、治療期間が1ヶ月以上のものも1件あった。

 医薬品については、厚生省(現・厚生労働省)が1982年1月11日に「水虫薬(液剤)の誤用防止について」、2000年9月19日に「医療事故を防止するための医薬品の表示事項及び販売名の取扱いについて」の通知を出して事故防止のための表示などについての規定が設けられている。



問題点

 容器の形状・大きさが目薬と似ているものが事故の原因となっている。

 医薬品については、容器の表示等についての規定はあるが、ついうっかりしての事故が発生している。また、目薬以外の医薬品は、まちがって点眼した場合、刺激や痛みを感じることがあり、角膜や結膜などに影響を及ぼすことがある。



今後の予定

医薬品の事業者へ、より一層の容器や表示の工夫を要望する。
(要望先)
日本製薬団体連合会
行政及び関係団体へ上記内容を情報提供する。
(情報提供先)
厚生労働省医薬局安全対策課
内閣府国民生活局消費者調整課
(社)日本医師会
(社)日本薬剤師会



本件連絡先 消費者情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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