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[2001年5月8日:公表]

今月の苦情処理テスト等実施状況(2001年3月分)

 平成13年3月の苦情処理テスト等の受入件数は3件であり、テストを実施し回答した件数は、前月までの受入分を含めて6件であった。受け入れの3件は、すべて消費生活センターおよび行政機関からの依頼のものである。商品分類別の内訳では、住居品3件である。今年度の受入件数の累計は46件となった。

 実施した6件は、国民生活センターで受け付けた相談の中からの依頼のもの1件、消費生活センターおよび行政機関からの依頼のもの5件である。商品分類別の内訳では、住居品1件、光熱水品1件、保健衛生品1件、教養娯楽品2件、土地・建物・設備1件である。今年度の実施件数の累計は44件となった。


商品テスト受入件数

テスト受入件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (0) (2) (0) (1) (2) (1) (0) (3) (9)
消費生活センター
および行政機関
(3) 3 (11) (1) (1) (6) (6) (8) (1) 3 (37)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(3) 3 (13) (1) (2) (8) (7) (8) (4) 3 (46)

テスト受入商品等

商品名:電気湯沸かしポット

苦情の申出内容

 沸騰が止まらず、蒸気穴から熱湯が飛び出した

商品名:石油ファンヒーター

苦情の申出内容

 温風吹き出し口から炎が出た

商品名:照明器具

苦情の申出内容

 短期間の使用で蛍光灯が斑点状に黒くなった



商品テスト実施件数

テスト実施件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (0) (1) (0) (1) (2) (1) (0) 1 (4) 1 (9)
消費生活センター
および行政機関
(4) 1 (9) 1 (1) (1) 1 (5) 2 (6) (8) (1) 5 (35)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(4) 1 (10) 1 (1) (2) 1 (7) 2 (7) (8) 1 (5) 6 (44)

テスト結果の概要

商品名:手すり

経緯及びテスト依頼内容

 約3年前に木製の手すりを購入し、自分で取り付けて使用していたが、プラスチック製の固定部品(ブラケット)が破損して取れてしまった。同じ商品を数箇所に設置しているため、同様なことが起きないか不安である。強度不足でないか調べてほしい。

テスト結果の概要

 樹脂製の手すりブラケットの端部に荷重をかけて破壊試験を実施したところ、同期間使用されていた手すりブラケットの強度は同型新品の約40%しかなく、衝撃的な力に対して十分な強度を有していないと考えられた。

商品名:模型玩具(モーターカー)

経緯及びテスト依頼内容

 教材用モーターカーのスイッチを入れたまま放置したところ発火した。このような事故が再現するかどうか調べてほしい。

テスト結果の概要

 外観調査の結果、苦情品には発火箇所と判断できるような痕跡は確認できなかった。また、事故原因として考えられるいくつかの条件で再現テストを行ったところ、電極板と導線の結線方法を苦情品と同様にした場合に小さな火花が確認されたが、いずれの条件においても焦げる、発火するなどの現象は再現せず、発火事故の原因は不明であった。

商品名:釣り竿

経緯及びテスト依頼内容

 ルアー式のカーボン釣り竿が、購入後まもない使用で折れた。傷をつけたことが原因で折れたと説明されたが、納得がいかない。簡単に折れるのは危険と思うので調べてほしい。

テスト結果の概要

 苦情品の破断起点と考えられた塗装面には、傷と思われるものを確認することはできなかった。また、同型品による1200回のキャスティング試験においても釣り竿が破損することはなかった。このことから、苦情品が折損した原因を特定することはできなかった。

商品名:シャンプー・リンス

経緯及びテスト依頼内容

 シャンプーとリンス(コンディショナー)を使用したところ皮膚障害が起きた。苦情品のアルカリもしくは酸の程度が同型品と著しく異なっているか調べてほしい。

テスト結果の概要

 苦情品・同型品のシャンプーに差異は認められなかった。一方、苦情品のコンディショナーは同型品と比べて粘度が低いなど明らかに性状が異なり、pHが高くなっていた。使用していた容器がpHに影響を与えた可能性は低く、シャンプーや石鹸等の比較的pHの高いものが混入した可能性が考えられたが、その原因について特定することはできなかった。

商品名:ジェット噴流バス

経緯及びテスト依頼内容

 ジェット噴流バスの浴槽内で、1人で入浴中の女児が溺死した。女児は浴槽に沈んでおり、髪の毛がジェット噴流バスの吸込口に吸い込まれていた。吸込口の流速、ジェット噴流の威力、髪の毛が吸い込まれたときの引き抜き力などを調べてほしい。

テスト結果の概要

 テストの結果、ジェット噴流から受けた力は1.23kgfであり、流速は0.16m/sであった。なお、JIS基準に基づき髪の毛の吸い込み試験を行ったところ、吸引口に髪の毛が吸い込まれ10kgfの力で引っ張っても髪の毛が抜けなかった。

商品名:灯油

経緯及びテスト依頼内容

 購入した灯油をファンヒーターで使用したところ、臭いが発生し、黒い煙が出て炎が消えてしまった。灯油の成分を調べてほしい。

テスト結果の概要

 JIS基準に基づく品質調査を行ったところ、当該灯油は全ての項目で品質を満たしていた。また、連続燃焼試験を行った場合においても、申出内容と同様の異常が発生することはなかった。このことから、当該灯油に問題があるとは考えられなかった。



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