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[2001年4月6日:公表]

DVDビデオプレーヤーの商品テスト結果
−DVDビデオが再生可能な機器の機器の特徴を調べる−

実施の理由

 DVDビデオプレーヤーは最近急速に普及してきたが、テレビゲーム機やパソコンでもDVDビデオを再生できるものもある。そこで今回は、DVDビデオが再生可能な各種機器から、6社6銘柄について(据置き型及びポータブル型の再生専用機をそれぞれ2社2銘柄に加え、テレビゲーム機及びノートパソコンをそれぞれ1社1銘柄選定)、各機器の再生性能、使用性のほか、機能の有用性、より高画質に再生するための接続方法や迫力ある音響を楽しむために必要な機器の構成なども調べて、消費者が購入する際に参考となる情報を提供することとした。



結果・現状

 画質は、ノートパソコン以外は細かい部分までよく見え、ノイズやざらつきも目立たず色も自然に再現されており、電気的特性を調べてもこれまでのVTRと比べて優れていた。ノートパソコンはテレビで再生すると画像の明暗の差を正確に再現できず、また暗い部分にブロック状のノイズが目立っていた。音質はCD と同程度以上の性能であった。また、DVDの特徴である5.1chサラウンドは、臨場感ある音響が得られた。DVDビデオを視聴することに限ってみれば、使用性がよいことに加え消費電力も少ないことから、再生専用のDVDビデオプレーヤーが適していた。



問題点

 再生専用機とテレビゲーム機は高画質であったが、ノートパソコンは、テレビで再生したときの画質がかなり劣っていた。



今後の予定

 以下の3点を業界説明の際に要望する。

  1. (1)高画質をうたう商品にふさわしく、S映像コードも付属してほしい。
  2. (2)購入の際に消費者が比較検討できるように、カタログ等に統一したテスト方法でのデータを記載してほしい。
  3. (3)現在、DVDディスクに録画できるDVDビデオレコーダーは2方式が販売されているが両者に互換性はないので、どちらで録画したディスクも再生できるマルチタイプの機種を早期に発売してほしい。


その他

 より高画質で楽しむためには、通常の映像コードではなく、別売のS映像コード(明るさの信号と色の信号を分離して伝送する)でテレビと接続する、また映画館のような迫力ある音響(5.1chサラウンド)を楽しむためには、別途AVアンプとスピーカー6本が必要であることも、消費者へ情報提供する。



業界の意見 −たしかな目 2001年7月号より− ※2001年6月6日追加

「ソニー・コンピュータエンタテインメント」、「日本電気」

「ソニー・コンピュータエンタテインメント」より

 96kHzサンプリングPCM音声について、20kHz以上の周波数が再生されないことに関して「不具合」と記載されていますが、DVD規格に誤解があるようです。DVD規格においては20kHz以上の周波数を出力するかしないかは、メーカーに任されている部分であり、本来であれば「PS2」と「LaVie S」は「96kHz以上は非対応という仕様になっている」と語られる内容であり、「不具合」とされる内容ではありません。

(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント 広報部 部長 福永 憲一

「日本電気」より

 ご指摘いただきました「リニアPCM(96kHz/24bit)で記録されている20kHz以上の音声信号を再生できない」点について、LaVieのカタログにて注釈を記載し、ユーザーに注意喚起を行いたいと考えております。

 また、DVDビデオの画質向上については、ビデオドライバのチューニングなどにより、さらに改善して参りたいと考えております。

NEC パーソナル企画本部 調査・広報グループ マネージャ 佐川 典正

「ソニー・コンピュータエンタテインメント」、「日本電気」への商品テスト部の見解

 ご指摘のように96kHzサンプリングのリニアPCM音声信号の20kHz以上が再生できない点は、プレーヤーの「不具合」というよりは、「仕様上対応していない」ことであったと思われます。しかし、消費者にその情報が伝わらないことには問題があると思います。DVDビデオの音声面の特徴である 96kHzサンプリング音声には対応していない旨を、カタログや取扱説明書等に記載してほしいものです。




本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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