[本文へ] 消費生活・消費者問題に関する事例や対処方法を紹介しています。

現在の位置 : トップページ > 注目情報 > 発表情報 > 今月の苦情処理テスト等実施状況(2001年1月分)

[2001年3月6日:公表]

今月の苦情処理テスト等実施状況(2001年1月分)

 平成13年1月の苦情処理テスト等の受入件数は1件であり、テストを実施し回答した件数は、前月までの受入分を含めて4件であった。受け入れの1件は、消費生活センターおよび行政機関からの依頼のものである。商品分類別の内訳では、保健衛生品1件である。今年度の受入件数の累計は40件となった。

 実施した4件は、国民生活センターで受け付けた相談の中からの依頼のもの1件、消費生活センターおよび行政機関からの依頼のもの3件である。商品分類別の内訳では、食料品1件、住居品1件、保健衛生品1件、車両・乗り物1件である。今年度の実施件数の累計は34件となった。


商品テスト受入件数

テスト受入件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (0) (2) (0) (1) (2) (1) (0) (2) (8)
消費生活センター
および行政機関
(3) (7) (0) (1) 1 (6) (6) (6) (1) 1 (32)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(3) (9) (0) (2) 1 (8) (7) (8) (3) 1 (40)

テスト受入商品等

商品名:シャンプーとリンス

苦情の申出内容

 使用したところ皮膚障害が起きた



商品テスト実施件数

テスト実施件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (0) (0) (0) (1) 1 (2) (0) (0) (3) 1 (6)
消費生活センター
および行政機関
1 (4) 1 (8) (0) (1) (3) (3) 1 (8) (1) 3 (28)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
1 (4) 1 (8) (0) (2) 1 (5) (3) 1 (8) (4) 4 (34)

テスト結果の概要

商品名:殺虫剤

経緯及びテスト依頼内容

 医薬品でも医薬部外品でもない不快害虫用くん煙剤が販売されているが、医薬品との区別がつきにくい。また苦情品には、1%を超えていれば劇物指定となるプロポクスルが含まれているが、特に劇物指定の表示もないが本当だろうか。プロポクスル濃度について調べてほしい。

テスト結果の概要

 苦情品に含有されているプロポクスル濃度は、算出の結果0.998%(w/v)であったことから劇物には含まれず、法律上は問題とならないものであった。

商品名:台所ミトン

経緯及びテスト依頼内容

 100円ショップで2個のミトンを購入した。初めての使用で土鍋をつかんだところ、繊維が溶けて土鍋に付着した。幸いやけどはしなかったが、危険な商品と思うので調べてほしい。

テスト結果の概要

 内容物を沸騰させた土鍋の取っ手部分は、苦情品の主要素材であるポリエステルの溶融温度に達しており、消火直後に土鍋をつかむと繊維が溶融することが確認された。台所ミトンであれば高温の調理器具を握る等する商品なので、熱で溶融しないよう考慮する必要がある。よって、苦情品を使用するのは不適切であり、台所ミトンとして販売されているとしたら問題のある商品である。

商品名:緑茶

経緯及びテスト依頼内容

 購入した緑茶を飲用したところ、後味が悪く吐き気がした。グルタミン酸が入っているのではないかと思うので調べてほしい。

テスト結果の概要

 官能テストの結果、苦情品では相談者と同様の指摘がみられ、人によっては気持ちが悪くなるような味と感じられることがあった。また、苦情品の定量分析を行い玉露の平均値と比較したところ、苦情品には遊離グルタミン酸が3倍以上含まれていたことから、本商品はグルタミン酸ナトリウムの添加が疑われるものであった。

商品名:チャイルドシート

経緯及びテスト依頼内容

 2ヶ月児から4歳児まで対応できるチャイルドシートを購入し、常時車に乗せて使用していたが、約1年半で股ベルトの中のスポンジが折れていることに気がついた。製造者には使用方法が原因と言いわれたが、無理な使い方をした覚えはなく納得がいかない。原因について調べてほしい。

テスト結果の概要

 股ベルトクッションは衝突安全性に関わる構造部材ではないので、安全上の問題はない。しかし苦情品を調査した結果、股ベルトクッションには長期間の使用により材質劣化することが知られているポリウレタン樹脂が使用されており、装着や着脱時に応力が集中する箇所に破損や亀裂が発生していた。これらのことから、今回の破損は苦情品の構造に問題があると考えられた。



発表情報トップページへ

ページトップへ