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[2001年2月6日:公表]

今月の苦情処理テスト等実施状況(2000年12月分)

 平成12年12月の苦情処理テスト等の受入件数は7件であり、テストを実施し回答した件数は、前月までの受入分を含めて3件であった。受け入れの7件は、国民生活センターで受け付けた相談の中からの依頼のもの2件、消費生活センターおよび行政機関からの依頼のもの5件である。商品分類別の内訳では、住居品1件、保健衛生品2件、教養娯楽品3件、車両・乗り物1件である。今年度の受入件数の累計は39件となった。

 実施した3件は、すべて消費生活センターおよび行政機関からの依頼のものである。商品分類別の内訳では、住居品1件、教養娯楽品1件、車両・乗り物1件である。今年度の実施件数の累計は30件となった。


商品テスト受入件数

テスト受入件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (0) 1 (2) (0) (1) (2) 1 (1) (0) (2) 2 (8)
消費生活センター
および行政機関
(3) (7) (0) (1) 2 (5) 2 (6) 1 (8) (1) 5 (31)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(3) 1 (9) (0) (2) 2 (7) 3 (7) 1 (8) (3) 7 (39)

テスト受入商品等

商品名:加湿器

苦情の申出内容

 蒸気の吹出口に触れてやけどを負った

商品名:超音波防虫器

苦情の申出内容

 防虫器の効果が見られない

商品名:ヘアードライヤー

苦情の申出内容

 コードから火花が散りやけどを負った

商品名:模型玩具(モーターカー)

苦情の申出内容

 スイッチを入れて放置したところ発火した

商品名:コマ(両側からひもで引っ張るもの)

苦情の申出内容

 使用中に割れ、飛び出した電池が目を直撃した

商品名:釣竿

苦情の申出内容

 購入後まもない使用で折れた

商品名:チャイルドシート

苦情の申出内容

 約1年半の使用で胸当て部分が破損した



商品テスト実施件数

テスト実施件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (0) (0) (0) (1) (1) (0) (0) (3) (5)
消費生活センター
および行政機関
(3) 1 (7) (0) (1) (3) 1 (3) 1 (7) (1) 3 (25)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(3) 1 (7) (0) (2) (4) 1 (3) 1 (7) (4) 3 (30)

テスト結果の概要

商品名:グレープフルーツカッター

経緯及びテスト依頼内容

 半年前からグレープフルーツカッターを使用していたが、果実を分離するプラスチック製の分離器がカッターによって削り取られていた。透明なカバーも濁っており、健康面で心配である。再現するかどうか調べてほしい。

テスト結果の概要

 本商品は使用すると分離器が曲がり、その内側がカッターと接触して削り取られることが確認された。削り取られた微小片は、果実と共に体内に取り込む可能性もある。またカバーの濁りも再現し、これはカバーがポリスチレン製であるために、果皮に含有される精油により溶けて濁ったと考えられた。これらのことから、本商品は食品を扱う商品として改善が必要であると考えられた。

商品名:模型玩具(センサー付きロボット型)

経緯及びテスト依頼内容

 購入した玩具が、スイッチを切った状態でも手で持てなくなるほどに本体が熱くなる。電池をすぐに消耗してしまい、電池を交換しても同様の現象が起こるため危険を感じる。原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

 苦情品と同型品を用いて分解調査および導通・通電テストを行ったところ、苦情品のみに配線の異常な接触があり、電池の発熱が確認された。よって今回の現象は、スイッチがオフの状態において配線の接触による短絡が原因で大量の電流が流れ、電池が発熱して急速な消耗を引き起こしたものと断定された。

商品名:普通乗用車

経緯及びテスト依頼内容

 自宅脇の道路上に駐車していた中古の普通乗用車より出火し、全焼した。また、隣接していた家屋の壁や窓ガラス等も焼損した。車両火災の原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

 観察の結果、ブレーキやエンジンルームには異常な熱を受けた痕跡が認められず、焼損状況と合わせて考えると出火場所は車室内と考えられた。なお、エンジンルーム内のヒューズが切れていたが、これは車室内が焼損した際に短絡を起こしたものと考えられた。しかし、車室内の可燃物の多くが焼損していたことから、出火原因に結びつく痕跡を確認することはできなかった。



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