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[2001年2月6日:公表]

スチーム式加湿器で乳幼児が重いやけどに

実施の理由

 スチーム式加湿器によるやけどは、危害情報に1990年4月〜2000年12月までに32件寄せられている。そのうちの30件が乳幼児であり、皮膚移植を要する重いやけどもある。

 やけどをした当該品の蒸気温度や本体内部の水温などをテストし、事業者に安全な商品の開発を求めるとともに、消費者へ注意を呼びかけることとした。



結果・現状

 スチーム式加湿器によるやけどは、蒸気によるものと熱湯によるものがある。

 前者は加湿器の蒸気噴き出し口に手や顔をつけてしまったもので、0歳児に多い。後者はぶつかったりコードを引っかけたりして加湿器を倒し、器内の熱湯がかかったもので、行動が活発になる1歳以上の割合が高い。

 やけどの程度(深さ)は、やや深いものが多く、皮膚移植を要した例も数件ある。部位は手が多いが、深いやけどの場合、指がくっついて伸ばせなくなるため、手術が必要になる。  一般に、加湿器がやけどの原因になるという認識が薄く、乳幼児の手の届く範囲に置いていて事故を起こしてしまうようだ。



問題点

 乳幼児がやけどを負った加湿器4台をテストした結果、(1)噴き出す蒸気は100℃近いものもあった (2)作動中や止めた直後に倒すと、熱湯が流出する可能性があった (3)テスト結果から、噴き出す蒸気に触ったり、倒したときに流れ出る熱湯で、やけどをするおそれがあった。

 消費者、特に乳幼児のいる家庭に対し、スチーム式加湿器の危険性を知らせるとともに、同様に、蒸気によるやけどが多い電気炊飯器、電気ポットについても併せて注意を呼びかけた。



今後の予定

事業者へ、消費者により具体的に危険性を知らせること、安全な商品の開発に努めることを要望する。

要望先
(社)日本電機工業会

行政へ上記内容を情報提供する。

情報提供先
経済産業省 商務情報政策局消費経済部 消費経済政策課
経済産業省 商務情報政策局消費経済部 製品安全課



本件連絡先 消費者情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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