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[2000年12月6日:公表]

カラープリンタの比較テスト結果
− 価格帯別による違いを中心に −

実施の理由

 パソコンの販売増加とともにプリンタの売行きも伸び、平成11年のインクジェットプリンタの国内市場規模は、前年比145%の約469万台と推定している。中でもカラープリンタは、高画質化及び低価格化が進んだものの約3〜6万円と価格幅が大きく、価格帯によって印刷画質や機能などに大きな違いがあるのか関心のあるところである。そこで、より高解像度やインク粒子の小ささをうたい高精細カラー印刷が可能とする高価格タイプ(約4.5〜6万円)のものと中・低価格タイプ(約3〜4万円)のものについて、カラー画像の印刷画質の違いを中心に、印刷速度や印刷コスト、使用性などのテストを実施して消費者に情報を提供することとした。



結果・現状

 A4カラープリンタ(インクジェット方式)のシェアを加味して、高価格タイプ(約4.5〜6万円)3銘柄、中・低価格タイプ(約3〜4万円)4銘柄の計7銘柄をテスト対象とした。

 モノクロ文章(A4判)やカラーの文章・グラフ(A4判)の印刷画質は、一部の銘柄を除き価格差による違いはあまりなかった。また、カラー画像(デジタルカメラ画像 他)の印刷画質は、価格の高いものが必ずしも印刷画質がよいということではなく、中・低価格帯のものでも高価格帯のものに比べ遜色のない印刷画質のものがあった。

 印刷速度(1枚)は、印刷の内容にかかわらず銘柄間で約3倍の違いがあり、カラー印刷では高価格タイプの方が速い傾向にあった。その他、カラー画像印刷(A4)の印刷コスト(インク代)は、約30〜約103円と違いあった他、高価格タイプはインク切れの警告があるもの、両面印刷が可能なものなど低価格タイプに比べ多機能のものが多かった。



問題点

 連続印刷するときに給紙ミスが多い銘柄があったほか、連続印刷ができなくなる、デジタルカメラ画像の印刷に2時間以上かかるものなどがあった。



今後の予定

 テスト対象メーカー及び工業会に対しテスト結果の説明会を実施し、その際に問題点などの改善を要望する。



その他

 3〜5色が一体となったインクカートリッジは、いずれかの色インクがなくなると交換しなければならないが、他色インクの有効利用のため各色個別にインク交換ができるなどの改善を要望する。また、印刷画質の退色性や耐水性が向上するよう改善を要望する。




本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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