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[2000年11月21日:公表]

スプレー缶の破裂・爆発に気をつけて

実施の理由

 スプレー缶を廃棄するために穴を開けガス抜きしているときに、その内容物が引火して爆発したり、高温の場所に置いたため加熱され破裂・爆発した、といった事故情報が寄せられている。噴射剤には可燃性・不燃性いずれかのガスが使用されているが高圧ガス製品であり、火気・高温に近づけてはならないものだが 1990年4月〜2000年9月末までに事故情報が229件寄せられている。そのうち危害情報は77件あった。

 スプレー缶について燃焼性・ガス抜き・爆発テストを行い、どのようにスプレー缶を使用・廃棄するべきかについて消費者への注意事項をまとめた。



結果・現状

 危害情報77件は、やけどによる危害がほとんどである。入院を要したものの割合も高い。危害情報のうち、「廃棄のため穴開け・ガス抜き中」「たき火・ごみ焼却中」の事故が多く、6割を占める。次いで「突然の破裂」「火気の近く・高温の場所で使用または放置」と続く。危険情報には圧倒的に「突然の破裂」が多く、このなかには製造・販売業者が社告を出した商品も含まれる。

 「穴開け中の事故」が多いことからガスバーナーの炎に向かってスプレー缶を噴射して内容物の燃焼性をテストしたところ、多くが燃焼し、非常に大きな炎ができるものもあった。ガス抜き方法についても調べたが、ガスを抜くのに時間がかかるもの、抜いたつもりでも残存していたものもあった。また、ファンヒーターの前に放置しておいたところ、スプレー缶は引火・爆発した。



問題点

 穴開け作業をする際、火気や高温に対して注意不足であったり、抜いたと思ったガスが残存していると事故のおそれがある。これについて商品の表示にはガス抜き方法がさまざまあり、具体的な表現がないものもあった。

 消費者にも、この商品の使用上・廃棄上の注意点を十分知らせる必要がある。



今後の予定

(社)日本エアゾール協会に要望書を提出する。(11月20日予定)




本件連絡先 消費者情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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