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[2000年11月6日:公表]

「レーザーポインター」で遊んでいて目に障害!
−視力低下や網膜が損傷し後遺症が残った例も−

実施の理由

 子どもがレーザーポインターで遊んでいる時に、「レーザー光線が目に当たって障害を受けた」などの情報が、1997年から14件報告されている。このなかには「網膜がやけど状になり、1年後の現在も視野に後遺症が残っている」「目に当たり視力が低下した」などといった深刻な例もあった。

 そこで、消費者に注意を呼びかけるとともに、あわせて早急に安全対策を講じるよう関係機関に望むこととした。



結果・現状

 通常レーザーポインターは講演会などで指示棒の代わりに用いられているものだが、最近はキーホルダーやペン型などの遊び道具(おもちゃ)として販売され、小中学生の遊び道具として使用されている。

 1997年に最初の事故が報告されて以来、遊んでいる時に、「レーザー光線が当たって目に障害を受けた」「壁に文字を映すおもちゃで遊んでいる時に小学生の息子がレーザー光線を目に当てられた。危険ではないか」といった情報が、14件報告されている。(2000年10月20日現在)

 危害を受けた人は小中学生が多く、顔に光を当て合うなどをして遊んでいて、危害を受けている例もあった。また、使用した子どもとは別の室内にいた、50歳代の女性が危害を受けた例もあった。

 レーザーポインターを使用していたのは小中学生が多く、その友だちが危害を受けることになるケースもあった。危害を受けた部位は「目」が9件で、中には視力低下や後遺症が残ったケースもあった。



問題点

 子どもの遊び道具として販売されているレーザーポインターには危険なクラスのレーザー製品がある。

 おもちゃには「おもちゃの安全基準」があるが、レーザーポインターはおもちゃとしては危険で不適切であり、おもちゃとはいえない。

 レーザーポインターは子どもの遊び道具としても非常に危険なので、保護者は子どもに買い与えないように、また、子どもがおこづかいなどで手にしないように注意する。

 レーザーポインターを遊び道具として使用中に他人に危害を与えると、後遺症が残ることもあり、いたずらや遊びではすまされず、責任が問われることがある。不必要な使用はやめるべきである。

 危険なレーザー光線の出るレーザーポインターの製造・販売、また使用を制限すべきと考える。



今後の予定

  1. 1)行政へ本体への注意・警告表示貼付の徹底の指導などを要望する。
  2. 2)業界へ危害防止対策を要望する。



本件連絡先 消費者情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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