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[2000年9月6日:公表]

衣類乾燥機の比較テスト結果

実施の理由

 ライフスタイルの変化や、住宅環境の変化などにより、衣類乾燥機は今後共働き家庭等を中心に需要が高まると見込まれる。さらに、室内に設置することが出来る衣類乾燥機を上手に使うことになれば、干す場所や干す時間等を気にしなくてすむことから、洗濯も含め家事時間の短縮につながると考えられる。

 このため、電気式とガス式の衣類乾燥機について、乾燥性能、経済性等についてテストを行い情報を提供する。

結果・現状

 表示乾燥容量(4.0kg)のワイシャツ、パジャマ、下着類などの衣類を脱水直後に標準コースで乾燥させた場合、電気式及びガス式共に綿の編地の衣類に乾きむらが見られた。乾燥時間は電気式が3時間以上かかったが、ガス式は電気式の約3分の1の時間であった。経済性は電気式が80円前後であったが、ガス式は50円に満たなかった。

 しかし、洗濯物の容量を2.4kg(60%容量)に減らした場合、ガス式で衣類の一部に乾きむらが見られたが、全体的には乾いていた。乾燥時間は電気式で約1時間、ガス式で約10分短縮された。経済性は電気式で約30円、ガス式で約10円安くなった。さらに、60%容量の洗濯物を吊り干しして、生乾きの状態で乾燥させると、電気式及びガス式共に乾燥性能、乾燥時間、経済性がさらに向上して効率的であった。

問題点

 衣類乾燥機の表示乾燥容量(4.0kg)の洗濯物を標準コースで乾燥させると、衣類の一部に乾きむらが見られ、乾燥が不十分な銘柄があったので、乾燥性能の向上を望む。また、満足できる乾き具合(仕上がり)とするにはどのような含水状態の洗濯物がよいのか条件の明示を望む。

 電気式は洗濯物の水分を水として排出する一方、水蒸気として室内に約3〜5割排出されてしまう。室内環境を考えるとより一層の除湿性能の向上を望む。

今後の予定

 上記2点につき業界へ改善を要望する。

業界の意見 −たしかな目 2000年12月号より− ※2000年11月6日 追加

リンナイより

使用性で「洗濯物の出し入れはしやすいか」の項目が"C"評価になっておりますが、弊社の乾燥機は本体に脚がついており、専用台以外に板台等にも設置できるようになっているため、器具の下部より投入口までの位置が若干高く、このような評価になったと思われます。
設置性を考えた場合、より広い条件での設置を可能とするために、脚付としているものです。

リンナイ(株) 商品開発部主査 川本正行


本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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