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[2000年3月23日:公表]

知っていますか? こんな危険
ガラス食器類の破裂や鋭利な割れ面で深い傷!!

実施の理由

 ガラス食器類による事故(危害・危険情報)が1,096件(消費生活センターから1989年度以降204件、協力病院から92年8月以降892件)寄せられている。

 消費生活センターには「ガラス食器を置いておいただけなのに、突然ボンと大きい音がして破裂した」「耐熱ガラス食器がミリミリと割れて切断面で深く手を切った」などという事故情報が少なくない。消費者にあまり知られていないガラス食器のこのような事故と、併せて病院情報に多い乳幼児に特徴的なガラス食器の事故についてまとめ、消費者に注意を呼びかける。



結果・現状

 事故が多い食器はコップ、なべ・なべぶた、魔法びん、皿等で、けがは「切断」等を含め切れた傷が9割、あと1割は「熱傷」等である。

 ガラス食器類の事故状況で多いのは「破裂」「破損・折損」であるが、さらに割れ方等の状況で分けると (1)主に全面物理強化ガラス製品の破裂、(2)バリバリと音をたてて割れたり、割れ面が刃物状に鋭利でひどいけがになった、(3)底や口が丸く抜けるように割れた、(4)突沸した、(5)使用方法に問題があると思われる例、である。



問題点

 過去に事故品を調査・テストしたケースもあるが、破損の原因となったキズの起点は確認できても、キズが出荷・流通・使用中のどの段階で発生したのか、原因は何かを確認するのは困難で、ガラスは割れるものとして処理されている。

 また、消費者にガラス食器類の特性や使用方法が知られていないことも問題点の1つである。消費者に対しては、購入時に表示を確認し、種類や使用方法を知って目的に合ったものを選ぶ、キズをつけないよう安全な使用を心がける等を呼びかける。

 一方、業界に対しては、「家庭用品品質表示法」ではガラスの特性、強化の種類、耐熱使用区分等についての表示を、最小販売単位ごとにすることになっている。しかし、単品売りの場合、ラベル貼り付け等による表示のないものも見受けられるので、販売時の表示を徹底してほしい、等要望を行う。

 行政に対しては、業界に対し「家庭用品品質表示法」の徹底を指導してほしい旨要望する。



今後の予定

上記要望先

業界

  • (社)日本硝子製品工業会
  • 日本百貨店協会
  • 日本チェーンストア協会

行政

  • 通商産業省産業政策局消費経済課
  • 通商産業省産業政策局製品安全課



本件連絡先 消費者情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

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