[本文へ] 消費生活・消費者問題に関する事例や対処方法を紹介しています。

現在の位置 : トップページ > 注目情報 > 発表情報 > 後ろに転んで頭を打つことが多い! 幼児用自動車・三輪車

[1999年12月8日:公表]

後ろに転んで頭を打つことが多い! 幼児用自動車・三輪車

実施の理由

 幼児用自動車・三輪車でけがをしたという情報が1992年8月〜99年9月までに127件寄せられている。特に転倒して頭を打つ事故が多い。危害情報協力病院に寄せられた0〜5歳の幼児の玩具類の事故のうち、滑り台・ブランコ、花火に次いでこれらの商品は第3位を占めている。

 三輪車にはSG基準があるが、新しい部品が付いたものもあり、この付属部品の中にはSG基準の対象外のものもある。

 転倒性のテストを行うとともにこれらの商品の安全性について、消費者への注意事項をまとめた。



結果・現状

 けがをしたのは男児が多く年齢は1〜3歳で8割以上を占める。頭のけがが8割あり、けがの種類は打撲傷・挫傷・擦過傷が多かった。けがをしたきっかけは、転倒・転落が9割近くを占めている。そのうち転倒の方向は後方が多かった。

 後方への転倒性等のテストを行ったところ、子どもの体重以下の力でも転倒に結びつくおそれがあること、傾斜が大きくなるほど転倒しやすいこと、幼児用自動車のほうが車体重量が軽いこともあり小さな力で転倒しやすいと思われること等わかった。また、外観・組み立てに不良があるものがあり、けがにつながるおそれがあることがわかった。



問題点

 けがをした体の部位は頭部が8割以上を占めており、後遺症などを心配して病院を訪れる人もいる。通院しているケースも6割近くあった。転倒事故が多く、特に後方への転倒が目立つ。テスト結果からみると幼児の体重以下の力でも転倒に結びつくおそれもあり、転倒しにくい製品作りが望まれる。

 また、現在新しい使い方、新しい商品が次々に発売されているが、安全性に関わりのある付属部品については、基準の面においても、市場動向にすばやく対応し、より実施用に沿った基準を作ることが必要である。

 さらに、消費者にも転倒するおそれがあることを十分知らせる必要がある。



今後の予定

 製品安全協会・(社)日本玩具協会に要望書を提出する。




本件連絡先 消費者情報部
ご相談は、お住まいの自治体の消費生活センター等にお問い合わせください。

※[PDF形式]で作成した文書を開くにはAdobe Readerが必要となります。PDF形式の閲覧方法について


発表情報トップページへ

ページトップへ