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[1999年12月8日:公表]

DVDカーナビゲーションの比較テスト結果

実施の理由

 近年、カーナビゲーションの需要は高まっており、1998年は前年比14.5%増の124万台であった。また、道路交通情報通信システム(VICS)の整備やCDの7〜13倍の情報容量を有するDVDを使用したカーナビゲーションが発売され、話題を呼んでいる。そこで、DVDカーナビゲーションについてナビゲーションの分かりやすさや正確さ、ルート設定のしやすさ等のテストを実施し、消費者に情報提供することとした。

結果・現状

 自車位置の正確さは、どの銘柄も正確であったが、市街地や高速道路でのナビゲーション案内図の分かりやすさには銘柄間に違いがあった。また、ナビゲーションルートの設定のしやすさは、銘柄によって設定手順やその画面説明の分かりやすさなどに違いがあった。その他、リモコンの操作性や取扱説明書の分かりやすさなども銘柄間に違いがあった。

問題点

 カーナビゲーションの走行テスト中、何回かシステムエラーが発生し、ナビゲーションを停止する銘柄があった。

今後の予定

 テスト対象メーカー及び工業会に対しテスト結果の説明会を実施し、その際に問題点などの改善を要望する。

その他

 運転中のカーナビゲーション凝視による交通事故が報告されているので、安全運転に心がけるよう一層の注意喚起が必要と考えられる。

業界の意見 −たしかな目 2000年3月号より− ※2000年2月7日 追加

「ソニー」

「ソニー」より

 高速道路でのルート案内テストにおいて、弊社ナビは、「簡略化した案内図だけで画面に動きがなく、正常に動作しているかわかりにくい」とのご指摘を受け評価Cをいただいておりますが、弊社ナビで高速道路を走行する場合は、「簡略した案内図のみの表示」に加えて、「地図+簡略した案内図の2画面表示」が簡単に選択できるようになっております(2画面表示を選択、ビュー切り替えで左右どちらかを地図に、もう一方を簡略化した案内図に設定できます)。

 この「地図+簡略した案内図の2画面表示」で走行いただければ、インターチェンジやサービスエリア等のシンプル案内に加えて、自車位置も把握できるようになっており、ルート案内テストの際、この2画面表示を対象にテストしていただければ、よりよい評価を得られたのではと考えております。

ソニー(株)モービルエレクトロニクスカンパニー マーケティング部商品企画課 石黒 啓司

「ソニー」への商品テスト部の見解

 市街地など一般道の走行では、1画面のルート案内地図での使用が大きく見やすいため、この状態から高速道路の走行に移った場合を想定して、高速走行時のルート案内図を評価しました。1画面から2画面表示への切り替えは、表示させる内容により「1/2画面切り替えボタン」や「操作画面左/右ボタン」、「ビューボタン」の3つのボタン操作が必要となりますが、より安全な運転が維持できるよう「ビューボタン」のみの切り替えによる1画面での高速道路案内図を評価対象としました。

 なお、使用状況によっては、貴社の指摘どおり比較的容易に画面の切り替えが可能なケースも考えられ、今後の参考とさせていただきます。


本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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