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[1999年11月8日:公表]

今月の苦情処理テスト等実施状況(1999年9月分)

 平成11年9月中の苦情処理テスト等の受入件数は3件であり、テストを実施し回答した件数は、前月までの受入分を含めて5件であった。受け入れの3件は、すべて消費生活センターおよび行政機関からのものである。商品分類別の内訳では、住居品1件、車両・乗り物2件である。今年度の受入件数の累計は34件となった。

 実施した5件は、すべて消費生活センターおよび行政機関からの依頼のものである。商品分類別の内訳では、住居品1件、教養娯楽品1件、車両・乗り物3件である。今年度の実施件数の累計は33件となった。


商品テスト受入件数

テスト受入件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (2) (2) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (4)
消費生活センター
および行政機関
(0) 1 (7) (1) (3) (1) (3) 2 (14) (1) 3 (30)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(2) 1 (9) (1) (3) (1) (3) 2 (14) (1) 3 (34)

テスト受入商品等

商品名:ヤカン

苦情の申出内容

 ヤカンの底に穴があいた

商品名:電動四輪車

苦情の申出内容

 速度が出過ぎて、制御できなかった

商品名:タイヤ

苦情の申出内容

 コブができ、亀裂が入った



商品テスト実施件数

テスト実施件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (2) (2) (0) (0) (0) (1) (0) (0) (5)
消費生活センター
および行政機関
(1) 1 (7) (1) (3) (0) 1 (2) 3 (13) (1) 5 (28)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(3) 1 (9) (1) (3) (0) 1 (3) 3 (13) (1) 5 (33)

テスト結果の概要

商品名:携帯型ヘッドホーンステレオ用イヤホーン

経緯及びテスト依頼内容

 携帯用カセットプレーヤーのイヤホーンコードが硬化し断線した。これまでにも使用後2〜6ヶ月で同様の状態になり、数回交換をしている。他社の製品を使用した時には、このような事にはならなかった。品質に問題があると思うので、原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

 人工汗液、皮脂を想定した汚染液、相談者が使用した整髪料の3種類の中にイヤホーンコードの切片を浸し、加速試験を行って硬度を調べた。その結果、整髪料に一定時間以上浸した場合にコードの硬化が確認された。これより、コード中に含まれる可塑剤が整髪料中に移動し、コードの柔軟性が失われて硬化したものと推定され、より硬化が生じにくい材質への改良が必要と思われる。

商品名:自転車

経緯及びテスト依頼内容

 自転車で走行中、突然前輪がロックした状態になり、転倒して前歯を折るなどの怪我をした。前泥よけを固定するためのステー取付ボルトがタイヤに食い込んだためではないかと思われる。原因を調査してほしい。

テスト結果の概要

 外観調査の結果、前泥よけがタイヤに接触したことが前輪ロックの原因であると確認できた。ステー取付ボルトがタイヤに食い込んだ可能性について同型品でテストを行ったところ、接触により前泥よけが左右に激しく震動したが前輪がロックするようなことはなかった。このため、前泥よけがタイヤに接触した原因については特定することができなかった。

商品名:スチーム式掃除機

経緯及びテスト依頼内容

 150℃の水蒸気を吹き付けて、汚れを落とす方式のスチーム式掃除機を購入したが、性能が疑わしいので調べてほしい。

テスト結果の概要

 実際にスチーム式掃除機を使用する場合を想定した条件下で、苦情品から噴出する水蒸気の温度を測定した。その結果、ノズルの水蒸気吹出口の直近で74℃〜99℃であり、また本体から噴出した直後の水蒸気温度は最高で114℃であった。これより、取扱説明書に記載されている150℃という水蒸気温度は測定されなかった。

商品名:小型乗用車

経緯及びテスト依頼内容

 エンジンを停止させて車を駐車したところ2〜3分後に焦げ臭い匂いが漂い、車両のエンジンルーム付近から煙が出ているのを発見した。消防署を呼んで消火した。火災になった原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

 当該車両を調査した結果、エンジンルーム内の右前方側の焼損が最も激しいことから、出火場所はこの付近であると考えられる。しかし燃料や油脂の漏れなどの不具合は確認されず、電気配線にショートした痕跡も見られなかった。このことから、出火原因の特定をすることはできなかった。

商品名:普通乗用車

経緯及びテスト依頼内容

 新車で購入した車。ウィンカーを出して右折後、直線になってもウィンカーが戻らず、ウィンカーレバーを直接手で戻したり、左にハンドルを回して戻している。ディーラーに言っても「異常ではない」といって対応してくれない。事故につながる恐れもあると思うので現象を調査してほしい。

テスト結果の概要

 ウィンカーレバーを戻すキャンセル機構が働くハンドルの操舵角を調べたところ、苦情車は中立位置よりも左方向に3度回さないとウィンカーが戻らないことがわかった。モニターテストでも6人中4人が戻り具合にやや問題があるとしており、申し出内容の現象が確認された。当該車両はハンドルが中立位置に戻る以前にキャンセル機構が動作するよう調整されていることが望ましい。



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