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[1999年9月6日:公表]

今月の苦情処理テスト等実施状況(1999年7月分)

 平成11年7月中の苦情処理テスト等の受入件数は4件であり、テストを実施し回答した件数は、前月までの受入分を含めて5件であった。受け入れの4件は、消費生活センターおよび行政機関からのものが3件、国民生活センターで受け付けた相談の中からのものが1件である。商品分類別の内訳では、住居品2件、車両・乗り物2件である。今年度の受入件数の累計は25件となった。

 実施した5件は、消費生活センターおよび行政機関からの依頼のもの4件、国民生活センターで受付けた相談の中からの依頼のもの1件である。商品分類別の内訳では、住居品2件、車両・乗り物3件である。今年度の実施件数の累計は22件となった。


商品テスト受入件数

テスト受入件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (2) 1 (2) (0) (0) (0) (0) (0) (0) 1 (4)
消費生活センター
および行政機関
(0) 1 (4) (1) (3) (0) (2) 2 (10) (1) 3 (21)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(2) 2 (6) (1) (3) (0) (2) 2 (10) (1) 4 (25)

テスト受入商品等

商品名:自転車

苦情の申出内容

 前輪がロックした

商品名:両手鍋

苦情の申出内容

 取っ手が折れた

商品名:片手鍋

苦情の申出内容

 柄の部分が取れた

商品名:普通乗用車

苦情の申出内容

 走行中タイヤが脱落した



商品テスト実施件数

テスト実施件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (2) 1 (2) (0) (0) (0) (1) (0) (0) 1 (5)
消費生活センター
および行政機関
(1) 1 (5) (1) (1) (0) (1) 3 (8) (0) 4 (17)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(3) 2 (7) (1) (1) (0) (2) 3 (8) (0) 5 (22)

テスト結果の概要

商品名:電子オーブンレンジ

経緯及びテスト依頼内容

 電子オーブンレンジで牛乳を温めるため作動させたところ、バチバチと音がして下方から黒っぽい煙が出た。外観は焦げていないが、プラスチック樹脂類が焦げるような臭いがした。原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

 発煙の原因は、電子レンジ内部のインバータ回路部分を冷却するファンに外気を入れる「空気取り入れ口」が閉塞したためブリッジダイオード部分が異常に加熱し、絶縁劣化によりショートしたものと思われる。長期的なメンテナンス不足という使用者側の注意不足という側面もあるが、取扱説明書にはこのメンテナンスに関する表記がなかった。また、内部冷却機構の構造的見直しも必要と思われた。

商品名:冷凍冷蔵庫

経緯及びテスト依頼内容

 五日間の旅行から帰宅すると、冷蔵庫に入れておいた5本のビールびんのうち2本の底部が凍り付いて割れていた。冷蔵庫が冷え過ぎなのではないか、納得がいかないので調べてほしい。

テスト結果の概要

 冷凍室・冷蔵室両方の温度調節つまみを全て「強」にすると冷蔵室の温度は0℃以下になり、最下段においたビールが凍結することがわかった。ビールが凍結した原因は冷蔵庫がかなり冷え過ぎの状態にあったことに加え、置いたビールびんの位置が冷気吹き出し口に近く、冷気がその付近に留まりやすい状態になっていたと思われる。

商品名:自動二輪車の燃料タンク

経緯及びテスト依頼内容

 4年前に購入した中古自動二輪車で給油を行ったが、翌日には燃料タンクの溶接部付近から燃料がもれていた。燃料タンクの漏れの原因を調査してほしい。

テスト結果の概要

 燃料タンクには燃料漏れの原因となった鋼板の折り返し部両側に貫通したクラックが確認できた。燃料タンクの外側に何らかの外力が加わることで折り返し部分に浅いクラックが発生し、使用者が申し出ている「燃料タンクの固定ボルトの締め付けが緩かった」等の原因から、走行中に燃料タンクが振動してクラックが進行し、疲労破壊を起こしたものと考えられる。

商品名:バッテリーチャージャー

経緯及びテスト依頼内容

 車のエンジンがかからなくなったため、シガーライターソケットに接続して充電するバッテリーチャージャーをバッテリー供給車と接続し、説明書に従い作動させたが反応がなかった。修理工場で見てもらったところ、車の配線が焦げていることがわかった。メーカーは使用方法の表示の不備は認めたが、車の配線が焦げることはないという。原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

 苦情品には過電流が流れたと考えられるような損傷等が見られなかった。また、バッテリーチャージャーには保護回路があり、過電流で動作し、正常であることが確認できた。その他受給側の車にはシガーライター用ヒューズもあり、バッテリーチャージャーが今回の不具合に起因した可能性は低いと思われる。配線が焦げた原因については不明である。

商品名:軽乗用車

経緯及びテスト依頼内容

 新車購入2ヶ月後に、ガソリンスタンドで給油したのち5分ほど走行して自宅へ帰った。ドアロックはせず、運転席側の窓を開けた状態で庭に駐車しておいたところ、20分ほど家に入っている間に車から煙が出ているとの通報があり自分で消火した。座席が焼損しているが、火災に至った原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

 当該車両を調査した結果、運転席と助手席の間の焼損が最も激しく、運転席左側後部の床が黒く焦げて炭化していることから、出火場所はこの付近と推定される。焼損が最も激しい部位に、発火の要因として考えられるような電気配線あるいは火元となるような痕跡は見られないことから、出火原因については不明である。



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