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[1999年6月4日:公表]

今月の苦情処理テスト等実施状況(1999年4月分)

 平成11年4月中の苦情処理テスト等の受入件数は8件であり、テストを実施し回答した件数は、前月までの受入分を含めて4件であった。受け入れの8件は、消費生活センターおよび行政機関からのものが7件、国民生活センターで受け付けた相談の中からのものが1件である。商品分類別の内訳では、住居品4件、光熱水品1件、教養娯楽品1件、車両・乗り物2件である。今年度の受入件数の累計は8件となった。

 実施した4件は、国民生活センターで受け付けた相談の中からの依頼のもの1件、消費生活センターおよび行政機関からの依頼のもの3件である。商品分類別の内訳では、食料品1件、住居品1件、光熱水品1件、車両・乗り物1件である。今年度の実施件数の累計は4件となった。


商品テスト受入件数

テスト受入件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (0) 1 (1) (0) (0) (0) (0) (0) (0) 1 (1)
消費生活センター
および行政機関
(0) 3 (3) 1 (1) (0) (0) 1 (1) 2 (2) (0) 7 (7)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(0) 4 (4) 1 (1) (0) (0) 1 (1) 2 (2) (0) 8 (8)

テスト受入商品等

商品名:炊飯ジャー

苦情の申出内容

 炊飯ジャーの周辺から出火して台所がボヤ

商品名:蛍光灯

苦情の申出内容

 アダプターが壊れ落下

商品名:冷凍冷蔵庫

苦情の申出内容

 冷やしていたビール瓶が凍って割れた

商品名:風呂用ブーツ

苦情の申出内容

 滑って転倒

商品名:灯油

苦情の申出内容

 ファンヒーター使用中エラーが出て消える

商品名:携帯用カセットプレーヤーのイヤホーン

苦情の申出内容

 コードが硬化

商品名:自動車用タイヤ

苦情の申出内容

 コブができた

商品名:自動車用フロントガラスカバー

苦情の申出内容

 フックが外れ目に傷を負った



商品テスト実施件数

テスト実施件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (0) 1 (1) (0) (0) (0) (0) (0) (0) 1 (1)
消費生活センター
および行政機関
1 (1) (0) 1 (1) (0) (0) (0) 1 (1) (0) 3 (3)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
1 (1) 1 (1) 1 (1) (0) (0) (0) 1 (1) (0) 4 (4)

テスト結果の概要

商品名:自動車用タイヤ

経緯及びテスト依頼内容

 購入3年で車検を行った後、洗車時にタイヤの内側がコブ状に膨らんでいるのを発見し、3本とも同じ状態であった。ディーラーを通じ検査した結果、衝撃時の傷が原因との報告を受けたが、通常の乗り方をしていてこのようになるのは納得いかない。構造上もしくは強度的に問題があるのではないか、調べてほしい。

テスト結果の概要

 タイヤが局部的に膨張する主な原因としては(1)何らかの衝撃、外傷、(2)構造的問題、(3)成型上の問題があげられるが、コードの配列の不具合やカーカスと外層の間で層間剥離等の構造的問題はなかった。ホイールには変形がみられタイヤには亀裂や擦過傷があるなど外傷が観察されたことから、大きな衝撃でカーカスが損傷し局部的に膨張する等の不具合に至ったものと考えられる。

商品名:豚肉

経緯及びテスト依頼内容

 パック詰め生豚肉を購入したところ、赤身の部分が鮮やかで他店と比べると不自然。また、加熱調理すると薬品臭がするので、原因を調べてほしい。

テスト結果の概要

 食肉が酸化し変色するのを防ぐ作用のある成分について調べた結果、ニコチン酸アミドは検出されたが量は参考品と同程度で、ビタミンC等については検出限界以下であった。保存テストの結果、変色の程度や一般細菌数は参考品と差はなく、鮮度保持のため添加物が使用されている可能性は低い。加熱調理時の異臭については確認できなかった。

商品名:灯油

経緯及びテスト依頼内容

 2台のファンヒーターに異常燃焼を示すエラー表示が出て火が消えた。使用していた灯油に異常がないか調べてほしい。

テスト結果の概要

 苦情品はJISに定められた規格を満たし、その他水分量についても燃焼に影響を及ぼすとはいえない量であった。また、劣化や変質によって増えるオレフィン分や多環芳香成分もほとんど検出されず、参考品と比較しても炭化水素構成比に目立った差はみられなかった。苦情品は一般性状の範囲内であるといえる。さらに、6時間の連続燃焼試験を実施したが、異常はみられなかった。

商品名:炊飯ジャー

経緯及びテスト依頼内容

 購入後半年の炊飯ジャーで朝炊飯し保温のまま外出したところ、午後炊飯ジャーの周辺から火が出てボヤになった。発火原因が炊飯ジャーに起因するものかどうか調べてほしい。

テスト結果の概要

 苦情品の燃え残った部品やコード等について外観やX線透視による内部観察を実施したが、観察した範囲では短絡痕や自ら発熱した痕跡はなく、苦情品の炊飯ジャーが発火原因であるとは認め難い。



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