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[1999年4月6日:公表]

今月の苦情処理テスト等実施状況(1999年2月分)

 平成11年2月中の苦情処理テスト等の受入件数は8件であり、テストを実施し回答した件数は、前月までの受入分を含めて5件であった。受け入れの8件は、国民生活センターで受付けた相談の中からテストするもの2件、消費生活センターおよび行政機関からの依頼が6件である。商品分類別の内訳では、食料品2件、住居品3件、教養娯楽品1件、車両・乗り物1件、土地・建物・設備1件である。今年度の受入件数の累計は55件となった。

 実施した5件は、すべて消費生活センターおよび行政機関からの依頼のものである。商品分類別の内訳では、住居品1件、被服品1件、保健衛生品1件、教養娯楽品1件、車両・乗り物1件である。今年度の実施件数の累計は51件となった。


商品テスト受入件数

テスト受入件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (1) 1 (2) (2) (0) (0) 1 (1) (4) (1) 2 (11)
消費生活センター
および行政機関
2 (3) 2 (6) (3) (6) (5) (7) 1 (13) 1 (1) 6 (44)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
2 (4) 3 (8) (5) (6) (5) 1 (8) 1 (17) 1 (2) 8 (55)

テスト受入商品等

商品名:パック詰生豚肉

苦情の申出内容

 色が不自然に鮮やか

商品名:健康茶

苦情の申出内容

 下痢をした

商品名:電子レンジ

苦情の申出内容

 異音がして発煙

商品名:炊飯ジャー

苦情の申出内容

 蓋に水が溜まり下痢

商品名:ステンレス鍋

苦情の申出内容

 柄が焦げた

商品名:CDラジカセ

苦情の申出内容

 発煙し電池が液漏れした

商品名:タイヤ

苦情の申出内容

 コブ状に膨らんでいる

商品名:ガス瞬間湯沸し器

苦情の申出内容

 突然夜中にスイッチがはいった



商品テスト実施件数

テスト実施件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (1) (1) (2) (0) (0) (0) (4) (1) (9)
消費生活センター
および行政機関
(2) 1 (6) (3) 1 (6) 1 (5) 1 (6) 1 (14) (0) 5 (42)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(3) 1 (7) (5) 1 (6) 1 (5) 1 (6) 1 (18) (1) 5 (51)

テスト結果の概要

商品名:掃除機用フィルター

経緯及びテスト依頼内容

 子供が喘息のため微粒子まで除去できるという英国製の掃除機を購入したが1997年からフィルターが新しい製品に替わった。新しい製品は付着物が少なく集塵能力が弱いように感じる。新しいフィルターの性能をテストしてほしい。

テスト結果の概要

 新・旧フィルターを同時間使用した場合、目視では旧型の方が汚れが目立った。しかしフィルタ−から出る排気をテストした結果、0.3μm以上の粒子数、フィルターへの付着量も大きな差がないことから集塵性能に大きな差はみられなかった。

商品名:反射材使用ジャケット

経緯及びテスト依頼内容

 夜間、車のヘッドライト等を反射して120m先でも認知できるほど光ることをうたったジャケットを通信販売で購入したが、カタログに記載されているほど光るとは思えない。夜間ランニングに使用するのに危険である。反射性能について調べてほしい。

テスト結果の概要

 単位面積当たりの輝度と、夜間自動車のヘッドライトで視認できるか否かを調べた。その結果、輝度は反射テープ等の基準を下回るものであったが、モニターテストの結果では120mの距離で十分視認することが出来、一般の衣服より視認性が高かった。苦情品は、反射する面積を大きくして視認性を高め、結果的にはカタログに記載されていた程度の反射性能を有していた。

商品名:自動車用シートベルト

経緯及びテスト依頼内容

 8年前に小型乗用車を購入したが、購入当初より運転席、助手席ともシートベルトのタングがバックルから抜けることがあった。販売店に度々苦情を申し出たが改善の措置がされなかった。納得できないので調べてほしい。

テスト結果の概要

 モニターテストの結果ではこの現象は発生しなかったが、申し出の「タングがバックルから抜ける」現象は特定の条件でタングを差し込んだ時に発生することが確認された。また、バックル内部の部品が発生要因の1つであると認められた。タングの差し込み方等が様々であることを考え合わせると苦情品を不特定多数が使用した場合、この現象が発生する可能性は否定できない。

商品名:化粧クリーム

経緯及びテスト依頼内容

 化粧品がよくききすぎるような気がする。ニキビ跡の赤ら顔が3日間でとれた。成分にステロイドが入っているのではないかと心配である。調べてほしい。

テスト結果の概要

 薄層クロマトグラフ法によりステロイドの有無を調べたが化粧品に添加が許可されているステロイドに該当するスポットは確認できず、苦情品にステロイドが使用されている可能性は低いといえる。ただし、成分等に不安を感じるようであれば使用を中止し皮膚科専門医による診断を受けることが望ましい。

商品名:園芸用土

経緯及びテスト依頼内容

 袋入り園芸用土の中からキャップをした注射針が出てきた。業者の調査では「牛が暴れて医療器具を蹴ったために牛の予防注射用の針が牛糞に混入して土に入ったもので未使用である」とのことだが信用できるのか調べてほしい。

テスト結果の概要

 このタイプの注射針は未使用の場合ガンマ線滅菌され個別包装がなされているが、苦情品には包装がなく、未使用品であると断定はできなかった。しかし血液反応の結果は陰性であり、使用済みのものとの確認もできず、未使用であるか否かの特定はできなかった。素手で扱うこともある園芸用土に注射針等の異物が混入するとけがの原因になりうるので、品質管理の強化が望まれる。



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