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[1999年4月6日:公表]

冷凍冷蔵庫の比較テスト結果
−省エネをうたった400L前後のインバータータイプを中心に−

実施の理由

 冷蔵庫は、家庭で使う1年間の電力量のうち、エアコンに次いで2番目に多いことや、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(「省エネ法」)の改正で特定機器 に加えられたことなどもあり、各社とも省エネをうたった機種が目立ってきている。また、静音や使い勝手の向上なども特徴としている。そこで、各社の売れ筋である400リットル前後の5銘柄について、消費電力量や冷却性能、使用性などのテストを行った。



結果・現状

 消費電力量は、銘柄間で1.6倍の開きがあり、年間の電気代に換算すると多いも のと少ないもので約9,000円もの差があった。また、1銘柄は内容積の違いや冷凍 室の温度設定が低いことも一因と考えられるが、参考品とした90年製の機種より 13%も多かった。庫内温度は特に問題はなかったが、夏場に冷蔵室の扉部の温度が 高くなるものがあり、長期間保存しないなどの注意が必要である。運転音は、コン プレッサーがインバーター制御の機種は静音化がみられた。使い勝手は、以前のも のと比べると向上しているが、庫内灯が暗い、温度調節つまみが使いにくいなど細 かい点では改良の余地もあった。

 環境問題の1つにフロンがあるが、今回の銘柄には冷媒にオゾン層への影響がな いHFC-134aという代替フロンが使われていた。しかし、この代替フロンも強力な 温室効果ガスであることから排出抑制の対象となったので、環境に対する種々の問 題点をクリアした製品の早期開発が望まれる。



問題点

 消費電力量は、各銘柄の冷凍室の温度設定や冷凍室の内容積、全内容積が異なる ため一概に比較はできないが、90年製のものに比べて全内容積は約7%大きいに過 ぎないが、消費電力量は約13%も多く、必ずしも省エネとはいえないものがあった。



今後の予定

 テスト対象メーカー及び日本電機工業会にテスト結果の説明会を実施し、その際 に改善点などについて要望する。




本件連絡先 商品テスト部
電話 042-758-3165

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