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[1999年3月5日:公表]

今月の苦情処理テスト等実施状況(1999年1月分)

 平成11年1月中の苦情処理テスト等の受入件数は2件であり、テストを実施し回答した件数は、前月までの受入分を含めて4件であった。受け入れの2件は、国民生活センターで受付けた相談の中からテストするもの1件、消費生活センターおよび行政機関からの依頼が1件である。商品分類別の内訳では、車両・乗り物2件である。今年度の受入件数の累計は47件となった。

 実施した4件は、すべて消費生活センターおよび行政機関からの依頼のものである。商品分類別の内訳では、被服品2件、光熱水品1件、教養・娯楽品1件である。今年度の実施件数の累計は46件となった。

商品テスト受入件数

テスト受入件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (1) (1) (2) (0) (0) (0) 1 (4) (1) 1 (9)
消費生活センター
および行政機関
(1) (4) (3) (6) (5) (7) 1 (12) (0) 1 (38)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(2) (5) (5) (6) (5) (7) 2 (16) (1) 2 (47)

テスト受入商品等

商品名:車用収納庫

苦情の申出内容

 走行中に蓋がとれた

商品名:普通乗用車

苦情の申出内容

 ABSが作動しやすく制動距離が長い

商品テスト実施件数

テスト実施件数(()内は年度累計件数)
商品分類 食料品 住居品 光熱水品 被服品 保健衛生品 教養娯楽品 車両・乗り物 土地・建物・設備
国民生活センター (1) (1) (2) (0) (0) (0) (4) (1) (9)
消費生活センター
および行政機関
(2) (5) 1 (3) 2 (5) (4) 1 (5) (13) (0) 4 (37)
その他 (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0)
(3) (6) 1 (5) 2 (5) (4) 1 (5) (17) (1) 4 (46)

テスト結果の概要

商品名:アルカリ乾電池

経緯及びテスト依頼内容

 玩具の電子楽器を5分間使用していると電池を入れていた玩具の蓋部分が熱くなり、電池を取り出しておいたところ、しばらくして突然パチッと音がして電池が破裂し液漏れが生じた。液漏れが生じた原因について調べてほしい。

テスト結果の概要

 今回の事故は、玩具に装着した4本の電池の中に他の3本と比較して電圧差の大きい(電圧の低い)電池が1本混在していた可能性が高い。アルカリ電池に含まれるアルカリ濃度は30%と比較的高いアルカリ濃度といえるので、本銘柄のアルカリ電池についても液漏れした電解液の危険性及び付着した場合の対処法等記載を行うことが望ましい。

商品名:スニーカー

経緯及びテスト依頼内容

 自転車を運転中スニーカーの紐がペダル付近に絡み転倒し腕を骨折、脱臼した。紐が長くほどけやすいので調べてほしい。

テスト結果の概要

 苦情品は特に紐がほどけやすいわけではなかった。また、紐の長さも際立って長いわけではなかったが、相談者は紐を締めた状態で余り部分が長く、足に適した長さではなかったことが考えられる。今回の事故はスニーカーの紐の性状に起因したものとはいえないが、足の大小にあわせて替紐のサービス等が必要と考えられる。消費者も結び方に注意が必要であると思われる。

商品名:サンダル

経緯及びテスト依頼内容

 サンダルを履いて通勤中、車道から歩道に上がる段差の所で右足を捻り、足首を複雑骨折した。その際、履いていた右足のサンダルの靴底が完全にはがれていた。購入2ヶ月で簡単にはがれるのは接着状態に問題があると思うので調べてほしい。

テスト結果の概要

 苦情同型品のはく離強さを参考品10銘柄と比べたところ、はく離強さは強いものであった。靴底が完全にはがれた苦情品の接着面を調査したところ、接着素材はそのままで損傷はなかったが、接着剤の残り具合は少なかった。靴底がはがれたのは、苦情品が単品で接着剤の使用量が少な目であった可能性が考えられるほか、足を捻った時の衝撃が起因している可能性も考えられる。

商品名:電話機

経緯及びテスト依頼内容

 購入して1年未満の電話機を部屋の棚に置いて使用していたが、突然着信も発信もできなくなった。メーカーに調査を依頼したところ、水がかかり基板がさびているといわれた。水に濡らした覚えはなく、メーカーの回答には納得できない。基板の腐食の原因を調査してほしい。

テスト結果の概要

 苦情品を分解調査した結果、受話器フックスイッチ部分の真下にあたる基板部分の特定の範囲内に腐食が集中していた。構造上、フックスイッチの隙間から水等が侵入した場合、腐食が集中している基板部分に容易に到達する構造となっていた。以上のことから原因はフックスイッチの隙間からの液体の侵入によるものと思われるが液体が何であったのかは不明である。